自動化で人間の仕事はなくなるのか?(TED: David Autor)

David Autor: Will automation take away all our jobs?

これはあまり耳にすることのないパラドックスですが、一世紀に渡り人間に代わって仕事をする機械が作られてきたにもかかわらず、米国で仕事に就く成人人口の割合は過去125年の間増え続けているのです。

どうして人間の労働が余計になったり、人間のスキルが廃れたりしないのでしょう?

経済学者のデイヴィッド・オートー(David Autor)氏が、仕事の未来に関する講演で「なぜ未だこんなにも多くの仕事があるのかを問い」驚きと希望に満ちた答えを出します。

オートー氏は、なぜこんなに沢山の仕事があるのか?これには2つの基本的な経済学原理が関わっていると言います。
1つは人間の才覚や、創造性に関するもので、もう1つは人間の飽くことを知らないどん欲さに関わるものです。1番目のものを「Oリングの原理」と呼び、人間がする仕事の種類を決めるものです。2番目の原理は「足ることなしの原理」、どれだけ多くの仕事があるかを決めるものです。笑いを交えて興味深い説明です、

最後にオートー氏は、「すごいね、農業人口が95%減って食糧不足にならないなんてすごい進歩だ。その繁栄によって人類が何かすごいことをやってくれることを望むよ。そして、概ねそうなっていると私は思います」と語っています。

自動化、ロボット、人工知能、テクノロジーの発展と、「人間の仕事」との関係という極めて今日的テーマの TED Talkです。

世界初のバーチャルホームロボット、日本発「Gatebox」

Gatebox – Virtual Home Robot / vinclu Inc.

IoT製品の企画・開発を手掛ける株式会社ウィンクル(vinclu Inc.)は、12月14日12時からスタートした好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界初のバーチャルホームロボット「Gatebox」の限定予約販売に関して、予約台数が5日で200台を突破したことを発表しました。

AIを搭載したファミリーロボットやソーシャルロボットとも呼ばれるホームロボット分野で新製品が相次いでいます。
この分野に共通する最大のテーマは「人との交流とコミュニケーション」にあり、学習能力の優劣(賢い)や、個性的な「振る舞い」「感情の表現」、そして外形や容姿をヒトに近づけると「不気味の谷現象」も問われます。

この「Gatebox」は、バーチャルアイドル「初音ミク」の登場から予想されたバーチャル製品ですが、「コミュニケーション」と「愛らしい」「感情の表現」「癒し」を追求した、アニメ文化やメイド文化が特徴の日本らしい製品とも言えます。
現在、プリ・オーダー(Pre-Order)を受付けており、2017年1月31日(火)まで限定300台程度、価格298,000円(税抜)、2017年12月以降順次配送となっています。

ファミリーに向けた AIロボットが多い中で「Gatebox」のターゲットが独身男性のこともあり、海外メディアでは日本の若者の孤立化を促進するのではと心配する報道もあります。

世界から周回遅れの日本型コミュニケーション