SIAF2017(札幌国際芸術祭)は「芸術祭ってなんだ?」

SIAF2017と「おばけのマ~ル」チラシ / なかいれい

2回目になる札幌国際芸術祭のテーマは「芸術祭ってなんだ?」です。サブテーマが「ガラクタの星座たち」です。

ゲストディレクター「大友 良英」さんは、「ここでしかできない「芸術祭」をみなでつくっていきませんか。やれ美術ではこうだ、音楽ではこうだなんてことは二の次にして「札幌ではこうだ!」と言えるような、新しい「芸術祭」を目指してみませんか」と呼びかけています。

大友さんは実は「ガラクタ」どころか「ゴミ」って書いてもいいかなってくらいなんですが、「でも札幌で芸術祭をやるときに、この言葉がとっても大切な意味をもつとわたしは思ったので、どうか勘弁してください」そして、「札幌国際芸術祭の話が来たときに最初に引っかかった場所は、モエレ沼公園でした」と語ります。ここはかつて広大なゴミ捨て場、まさに「ガラクタの墓場」でした。開催概要は以下をご覧ください。

おばけのマ~ル」は、札幌在住のイラストレータ なかいれいさんが手がける絵本に登場するキャラクターで札幌のいろいろな場所を訪れています。「おばけのマ~ル」とコラボ!子ども向けチラシは、札幌市内の小学4~6年生に配布されるほか、区役所、区民センター、児童会館などで配布しています。

SIAF2017(札幌国際芸術祭)Google Maps / SIAF

画期的なルーク・アームと安価な3Dプリンティング義手

Veterans Receive DARPA’s LUKE Arm

6月30日、ニューヨークの退役軍人病院で近未来的な義肢の実演会が行われました。

ルーク・アーム(LUKE Arm)は、映画「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカーが装着した義手サイバネティクス)に因んでいます。

2016年5月にワシントンで初披露されたルーク・アームは、卵のように壊れやすいものからブドウ一粒大の小さなものまでつかむことができ、ねじ回しを扱うこともできます。

国防高等研究計画局(DARPA)と共にルーク・アームの開発に携わってきた米企業は、価格は10万ドル(約1,100万円)前後になるだろうとの見方を示しています。実演会に参加した、40年前に左腕を失った退役軍人のフレッド・ダウンズさん(72)は、物を持ち上げることができたときに涙をこらえたのを覚えていると語っています。

Enabling The Future / e-NABLE

一方の3Dプリンティング義手(写真)では、公式サイト(Enabling The Future)で、誰でも手軽に製作できる義手の作り方や、さまざまなタイプのデザイン(CADデータを含め)などの情報を公開しています。病気や事故などで手や腕を失った子ども達のために、基本的な知識と機材があれば、3Dプリンティングを使って義手を安価に製作できます。

子どもの成長に合わせたオリジナルの義手が製作できて、なおかつ単純な材料費では僅か20~50ドル(3〜6,000円)で作れるようにしています。ニューヨークのりばてぃさんが記事にしています。

DARPAのルーク・アームは最先端テクノロジーによる開発。一方の3Dプリンティング義手は、オープンデータによって安価にしたイノベーション。共通するのは「人に優しいテクノロジー」「障害者の自立」を追求しています。人を笑顔に前向きにする素晴らしいイノベーションです。