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先住民族アイヌの「食の原点」を世界に発信したい

テッラ・マードレ・サローネ・デル・グスト(Terra Madre Salone del Gusto)は、1996年から始まった、国際的なネットワークを形成するスローフードのプロジェクトです。イタリアのトリノで開催されたテッラ・マードレ2018(9月20〜24日)には、日本から8名のアイヌ民族の方々と、スローフード関係者の計71名の代表メンバーが参加しました。アイヌ民族がこれほど大規模な国際フードフェスティバルに出展するのは初めてとなる試みです。

Uno spazio condiviso tra indigeni, migranti e SFYN
Alessandro Vargiu / Archivio Slow Food

「アイヌ映像プロジェクト」のクラウドファンディング(CAMPFIRE)に挑戦している、ドイツ在住サスティナブル・ジャーナリスト兼映像作家の安居昭博(Akihiro Yasui)さんは、「イテッラ・マードレで日本を代表する先住民族の味としてアイヌの食事を味わってもらい、改めて今の世界での「先住民族の食」に対する関心の高さがうかがえました」と語ります。

安居昭博さんは「2021年には世界中の先住民族が集まるイベント「先住民族テッラ・マードレ」が日本で開催される見通しとなっています。それに向けても今回の「アイヌ映像プロジェクト」で、日本の先住民族であるアイヌの食の知恵を国内外に発信をすることは、大変意義深いことだと思います。映像制作の活動費の御支援と御協力をいただけましたら嬉しく思います」と語ります。私も応援しています。

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