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日本の「人材ミスマッチ」は世界最悪レベル(Hays)

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イギリスの人材サービス会社ヘイズ(Hays)が、The Hays Global Skills Index 2016を発表しました。これは、ヘイズが英国の調査会社オックスフォード・エコノミクスと共同で2012年から毎年行っている調査で、今年で5年目となります。

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2016年の日本における「人材ミスマッチ」は9.8、2015年の10.0から若干の改善を見せたものの、依然として世界最悪のレベルです。専門性の高い業界における「賃金圧力」は 1.0と低い数値。これは専門性の高い業界の賃金上昇が、そうでない業界の賃金上昇より遅い事を意味するものです。

日本では、急速な技術の進化やグローバル化に人材が持つスキルが追い付いていない状況です。最も人材不足が深刻なIT業界では、データサイエンティストなどのビッグデータ関連の職務が不足、自動車産業では自動運転技術者など、さまざまな業界における必要な専門スキルを持つ人材の確保が難しい状況が続いています。

これまで繰り返し実証されてきたことですが、男女平等を含めて多様性に富んだ組織は、そうでない組織と比べて優れた業績をあげているだけでなく、優秀なプロフェッショナル人材を引きつけ、つなぎとめる確率が非常に高くなっています。

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