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世界のWebブラウザシェアに見る日本の特殊性

2008年以降、国ごとの Webブラウザのシェアを色分けした、面白い世界地図があります。
これによると、2008年の時点で世界はほぼ Internet Explorer(IE)一色だったのが、翌年には Operaが急速に台頭します。しかし、2010年には Firefoxがそれに取って代わり、2012年から13年にかけては Chromeが世界中でシェアを席巻するなど、目まぐるしく移り変わっていることが分かります。

2008: Internet Explorer Dominates Worldwide / dadaviz
2008: Internet Explorer Dominates Worldwide / dadaviz

2008年から2015年までのブラウザ変遷(タイムラプス)については、下記リンクでご覧ください。

そんな中で独自(孤立)路線を貫いているのが日本と隣の韓国です。2008年から2015年に至るまで、トップシェアは IEのまま変化がなく、世界的に見て特殊性が一目瞭然となっています。

誰もが利用する基本的なWebブラウザの世界で「この特殊性」は何を意味するのでしょうか? 2015年になっても、IE依存のシステムやアプリが如何に多く、ITベンダー依存のユーザーどれほど多いかも表しているようです。オープン系の普及や優位点、ITの基本的スキルが理解されていない・・・。

独創的な人の驚くべき習慣(TED: Adam Grant)では、「Firefoxと Chromeの利用者は、Internet Explorerと Safariの利用者よりはるかに優秀であると証明されました」と言ってます(^^) IoTや人工知能(AI)、デジタルクリエイティブの 21世紀型デジタル経済に取り残されないでしょうか。

2015: Chrome - The Global Gateway To The Web / dadaviz
2015: Chrome – The Global Gateway To The Web / dadaviz

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