戦後70年談話と日米の和解、献花から共同追悼へ

アリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)
アリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)/ Wikipedia

アリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)は、米国ハワイ州オアフ島にある慰霊施設です。1941年12月7日(ハワイ時間)に発生した大日本帝国海軍による真珠湾攻撃で、乗組員1177名のうち1102名が死亡し撃沈された戦艦アリゾナ、及びその乗組員を追悼するとともに、真珠湾攻撃自体を記念する施設となっています。
建設されたのは1962年、毎年100万人以上の人々が訪れています。記念館へはボートでのみ入ることができ、沈没した戦艦アリゾナと交差するような角度で上方に建設されています。

2015年は戦後70年、多くのメディアが特集を組んで、関連報道もなされています。安倍首相の「戦後70年談話」についても、2月25日第1回の有識者懇談会が開催されています。

原爆死没者慰霊碑(Cenotaph for A-Bomb Victims)
原爆死没者慰霊碑(Cenotaph for A-Bomb Victims)/ Wikipedia

ジャーナリスト冷泉彰彦さんは、戦後70年にあたって考えるべきことは、「死者を死者で相殺することの拒否」、「敵味方による共同追悼の推進」と「ネガティブなナショナリズムによる憎悪の蒸し返しへの抗議」という思想を打ち立てることであるとして、日米の首脳が慰霊施設で共同献花を行うという可能性に言及しています。

有識者懇談会において安倍首相は「日本は、戦後70年、米国、豪州、欧州の国々と、また、特に中国、韓国をはじめとするアジアの国々等と、どのような和解の道を歩んできたか。20世紀の教訓をふまえて、21世紀のアジアと世界のビジョンをどう描くか。日本はどのような貢献をするべきか。」と述べています。
冷泉彰彦さんの「現在の日本人は戦前の日本を代表していない」など、その論点と視点は参考になるように思います。

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