いちごさんと映画のタペストリー(Tapestry)

人の映画のタペストリー
人と映画のタペストリー

2015年7月3日に製本された題名「人と映画のタペストリー」が届きました。いちご(一期一会から)さんのご家族が、映画のブログ記事と、思い出集や写真の数々を丁寧に纏められた日本語と英語版の分厚い追悼文集です。

6月15日に、ご主人から「子供達とブログの記事を中心にした追悼文集」を製作、私にも郵送したいとのメールが届きました。たいへん嬉しく、ご家族の皆様には本当に感謝いたします。

2013年初めころ、いちごさんからの返信メールや、映画ブログの更新が途絶え、大病らしきことは察していたのですが回復を信じていました。亡くなったことを知った時には、素晴らしい「映画のブログ」を書かれるいちごさん、どうしても「人となり」を知りたいとの強い衝動に駆られました。

面識もないご家族に聞くこともできず、いちごさんの友人コメントから、原田マハ著「キネマの神様」を読み、映画が大好きないちごさんの「人となり」を想像していました。

いちごさんは東京生まれ、東京大学で中国文学を専攻。1986年にご主人の留学に伴って渡米。三人の子育てをしながら米国を横断するようにデービス、ニューヨーク、テキサス、そしてサンノゼへ。めまぐるしく変化する生活環境の中で社会言語学の修士、経営学修士(MBA)を取得。2000年から年収10万ドルを目標に HPでソフトウェアエンジニアをされて達成しています。更なるキャリアを目指しロースクールで学び、弁護士資格の取得は目前だったようです。小学校は学年トップの成績で好奇心旺盛、卒業文集には「外交官になりたい」と書いています。

いちごさんとは、2012年9月21日にコメントをいただいた時から交流が始まりました。プロフィールも知らずに、メールの交信やお互いのブログへの書込みを通じてでしたが、いちごさんの聡明さや思いやりは伝わってきました。このブログへの「いちごさんのコメント書込み」のリンクを一覧で掲載しました。

「人と映画のタペストリー」追悼文集を読み終え、いちごさんの「人となりと人生」を僅かですが知ることができました。2013年4月(58歳)で亡くなったいちごさんの「大切な二つのこと」とは、渡米した当時を反映して「女性の経済的自立」と「子供を上手に育てる」ことだった、とご主人が述べています。
いちごさんのご家族や姉兄妹、友人の皆様の思い出文集を読みながら、いちごさんの「大切な二つのこと」は成就したように感じました。再び素敵ないちごさんに会えて、私にとっても大切な一冊になりました。

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