1952年11月1日、人類初の水爆実験であるアイビー作戦 / Wikipedia

1952年11月1日、人類初の水爆実験であるアイビー作戦 / Wikipedia

1月6日午前、北朝鮮はに水爆実験を実施し、実験が成功したと国営テレビで発表しました。北朝鮮が核実験を実施するのは今回で4度目(一覧)です。

水素爆弾は、原子爆弾を起爆装置として用い、核分裂反応で発生する放射線と超高温、超高圧を利用して、水素の同位体の重水素や三重水素(トリチウム)の核融合反応を誘発し莫大なエネルギーを放出させます。高温による核融合反応(熱核反応)を起こすことから「熱核爆弾」や「熱核兵器」とも呼ばれ、核出力は原爆をはるかに上回ります(Wikipedia)

北朝鮮は、米国の敵視政策から自国を防衛するため「今後も核開発プログラムの強化を続ける」との方針を表明。米国が「攻撃的な姿勢」を維持する限り北朝鮮は核開発プログラムを放棄しないと主張しました。また「責任のある核保有国として行動する」としたうえで、主権が侵害されない限りにおいては核兵器を使用することはないと強調。さらに「核技術を他者に移転しない」とも表明しました。

USGSによる2013年の北朝鮮による核実験の画像 / Wikipedia

USGSによる2013年の北朝鮮による核実験の画像 / Wikipedia

北朝鮮の発表を受けて韓国政府は国連制裁の可能性も含め、あらゆる措置を講じると表明、北朝鮮は核実験の代償を払うことになるとの認識を示しました。
安倍晋三首相も同日、北朝鮮による核実験実施について「我が国の安全に対する重大な脅威だ。断じて容認できず強く非難する」と首相官邸で記者団に語りました。

水爆の実験を行ったと明らかにしたのは初めてですが、キム・ジョンウン第1書記の誕生日(1983年1月8日)を8日に控えて新たな核実験に踏み切ることで、国威発揚を図るねらいがあると受け止められていますが、友好国の中国を含め国際社会からの強い非難は避けられないものと見られます。

朝鮮政府声明の一部抜粋>
朝鮮労働党の戦略的決心によって、チュチェ105(2016)年1月6日10時、チュチェ朝鮮の初の水爆実験が成功裏に行われた。われわれの知恵、われわれの技術、われわれの力に100%依拠した今回の実験を通じて、われわれは新しく開発された試験用水爆の技術的諸元が正確であることを完全に立証し、小型化された水爆の威力を科学的に解明した(以下略)

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