2015年の世界報道写真大賞(World Press Photo Award)

A man passes a baby through the fence at the Serbia/Hungary border in Röszke, Hungary, 28 August 2015. / Warren Richardson, Australia, 2015, Hope for a New Life
A man passes a baby through the fence at the Serbia/Hungary border in Röszke, Hungary, 28 August 2015. / Warren Richardson, Australia, 2015, Hope for a New Life

2015年の世界報道写真大賞(World Press Photo Award)にフリーランスのカメラマン、ウォーレン・リチャードソン(Warren Richardson)氏(47)が撮影した、国境沿いに張られた有刺鉄線の下から赤ちゃんを渡す難民の男性を写した白黒写真が選ばれました。

写真のタイトルは、Hope for a New Life(新生活への希望)です。
セルビアとハンガリーとの国境で撮影された、欧州が見舞われている第2次世界大戦以来、最悪の難民・移民危機を浮き彫りにした作品です。

2015年には100万人以上が欧州に流入しましたが、その約半数はシリアの内戦から逃れてきた人だとみられています。

World Press Photo 2015 in de Nieuwe Kerk te Amsterdam / Wikipedia
World Press Photo 2015 in de Nieuwe Kerk te Amsterdam / Wikipedia

1955年にオランダ・アムステルダムに独立・非営利団体 世界報道写真財団(World Press Photo)が発足しています。世界最大で最も権威ある写真コンテストとして知られている世界報道写真コンテスト(World Press Photo Contest)を毎年行なっています。

今年のコンテストには、128カ国の写真家5,775人の8万2,951点の作品が出品されました。
大賞を受賞したリチャードソン氏は、オーストラリアのメルボルン出身で、現在は妻と3歳の息子と共にハンガリーの首都ブダペストで暮らしています。
「この写真には絶えず考えさせられる」「もしこれが私だったら?もしこれが私の息子だったら?」「同時に私は希望も見ている。この男性と子供の希望を」と語っています。

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