Google DeepMindのWebsiteには、「知性を解明すること」というシンプルな企業ミッションが掲げられています。共同創業者で最高経営責任者(CEO)のデニス・ハサビス(Demis Hassabis)氏は、汎用人工知能(Artificial General Intelligence:AGI)を実現するプロセスは、数十年にわたるアポロ計画のようなものになると言います。

汎用人工知能はすぐに実現できるものではない。「ぼくたちはいま、人間の脳のような汎用的なアルゴリズムをつくろうとしているところです」と彼は説明します。

今後、人工知能が視覚や長期記憶、そしてタスクを切り替えるために必要な一時記憶を扱えるようにする必要があります。現在でも、チェスや自動運転といった特定の仕事であれば、かなりうまくこなせる専用プログラムをつくることはできます。
ぼくたちのシステムもチェスを学習することはできますが、デープ・ブルー(IBMが開発したチェス専用のスーパーコンピュータ)には敵いません。Deep Blueは、駒の動き、序盤の戦い方や詰め方といった、ゲームに必要なあらゆる知識をもっています。しかし、その知性はいったいどこに存在しているのでしょうか? それはプログラムのなかではありません。プログラムを開発したチームの頭の中なのです。」

つまり、「プログラムそのものは馬鹿なんです。何も学ぶことはできないのですから・・・」
AlphaGo(アルファ碁)は、人間の脳のような汎用的なアルゴリズムが SFではなく明確にできることを実証しました。

Rating List / Go Ratings: 2016-03-15

Rating List / Go Ratings: 2016-03-15

53,000局以上の対局結果を元に、世界1,719人の棋士のレーティングを公表しているWebsite「Go Ratings」で「Google AlphaGo」が2位にランクインしました。対局相手だったイ・セドル九段は5位に付けています。
また、韓国棋院は、イ・セドル九段との五番勝負で3勝(最終的に4勝1敗)を挙げた AlphaGoにプロとしての名誉九段を授与しました。

「自分ならば AlphaGoに勝てる」と発言したという、現在世界最強とされる中国の柯潔(カケツ / Ke Jie)九段や、日本囲碁界初の6冠で7冠も射程圏内の 井山裕太九段との対戦を望む囲碁ファンも多いようです。


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