DARPAのスペースプレーン開発(XS-1)は Northrop Grumman 案に

DARPA Experimental Spaceplane XS-1 / Northrop Grumman
DARPA Experimental Spaceplane XS-1 / Northrop Grumman

DARPAが進めてきた再利用可能型スペースプレーン開発計画(XS-1)について、Northrop Grumman/Virgin Galacticによる開発計画案が採用となる見通しとなったことが、英専門誌 flightglobalの報道(4/14)で明らかとなりました。

DARPAの次世代スペースプレーン開発計画(XS-1)には、以下の3つの企業連合が開発計画案を提出していました。

XS-1は、完全再利用可能型のスペースプレーンを使って重量が1,400~2,300kgの小型の衛星を低軌道上に打ち上げるというものです。DARPAでは一回の打ち上げコストを従来(Orbital Sciences Minotaus: ミノタウルス IVロケット)の10分の1となる500万ドル(約5億5,000万円)以下に抑えるという条件を科すことで、小型衛星打ち上げの「コスト破壊」を図ることを狙ったものです。
Northrop Grumman/Virgin Galacticによる XS-1案は、一回の打ち上げコストを390万ドルに抑えることが可能ということです。

ロケット業界では既に、SpaceXが大型ロケットの分野で 1stステージの完全再利用可能に成功、また、小型の弾道ロケットの分野でも Blue Originが完全再利用可能に成功するなど、これまでは不可能とされてきた完全再利用可能型ロケットの実用化に向けて大きく前進しています。

XS-1開発計画は、大型/小型以外のマイクロ衛星打ち上げの分野でも再利用可能型が主流となることを意味し、衛星打ち上げ用ロケット(プレーン)は完全に再利用可能型へと移行することになります。

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