トルコ首相 、クーデターの背景にギュレン教団

Turkey military coup attempt
Turkey military coup attempt / イスタンブールのボスポラス橋を封鎖していた兵士たちが投降

トルコのユルドゥルム首相は、日本時間の16日午後6時半前に記者会見し「国民の意思として民主主義を貫き通すことを世界に示すことができた。反乱軍に対して勇敢に反対の声を上げた国民の一人一人に感謝したい」と述べ、クーデターの試みを阻止した国民や警察官などに感謝の意を示しました。

さらに、クーデターの試みにはイスラム組織「ギュレン教団」が関わっていたとの見方を示し、「指導者であるギュレン師は相応の罰を受けることになる」と述べて、クーデターの試みに関与した人物には断固とした対応を取る姿勢を示しました。

今回のクーデター未遂に関して、エルドアン政権と対立するイスラム組織「ギュレン教団」が関係しているという見方が出ていることについて、指導者のギュレン師を支持する米国の団体がギュレン師のものとする声明を発表し、クーデターの企てへの関与を否定しました。
この中で、ギュレン師は「トルコのクーデターの企てを最も強いことばで非難する。政府は、軍事力によってではなく、自由で公正な選挙によって樹立されなければならない」とクーデターの企てを批判しました。

「ギュレン教団」は、トルコの国是である世俗主義を認めながらもイスラム教の価値観を重んじるといった主張を展開し、トルコの政財界に大きな影響力を持ってきました。指導者のギュレン師は、病気の療養のため、米国東部ペンシルベニア州に滞在しながらインターネットなどを通じてトルコ国内外の支持者に向けてメッセージを発信していて、支持者たちの活動は「ギュレン運動」と呼ばれてきました。

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