果物を利用した干ばつ対策(Google Science Fair 2016)

Google Science Fair 2016」受賞者の皆さんおめでとうございます。2016年のグラプリは、キアラ・ニルギン(Kiara Nirghin)さん(16歳)の「果物を利用した干ばつ対策」が受賞しました。(左から三人目)

2016 Google Science Fair winners / Google+
The 2016 Google Science Fair winners / Google+

キアラさんは、南アフリカ共和国のヨハネスブルグに住んでいます。南アフリカは現在、近隣諸国と同様に過去20年間で最悪の干ばつに見舞われています。キアラさんは、水需要を長期的に満たすには、土壌中に混ぜ込むとその重量の数百倍もの水分を保持することができる特殊な素材が決定的なソリューションとなると考えています。通常、こうした素材は有害な化学物質を大量に含む合成素材で、非生分解性であるうえに農家の人々には高価すぎます。

そこで、キアラさんは、「オレンジ」の皮の中に安価に手に入る理想的な素材を見つけ、研究を通じて、この素材と「アボカド」を組み合わせた土壌水分の貯蔵方法を開発しました。キアラさんは、この低コスト素材が、ジュース製造業の廃棄物を減らしつつ、農家のコスト削減と農作物の干ばつ対策につながることを願っています。

今後、キアラさんには Googleから SAPの研究開発を支援するメンターが付けられます。SAPの実用化に向けた研究が一層進むと考えられます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です