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集団が良い決断をする方法(TED: Mariano Sigman, Dan Ariely)

Mariano Sigman and Dan Ariely: How can groups make good decisions?

神経科学者のマリアーノ・シグマン(Mariano Sigman)さんは、共同研究者のダン・アリエリー(Dan Ariely)さんとともに、世界中で大きな集団を相手に実験をして、人がやり取りを通していかに結論にたどり着くのかを調べています。

人々がかつてなく分極化している今、グループがいかに相互作用して結論に至るかの理解は、健全な民主主義を作る興味深い新たな方法を生むかもしれないと彼は考えています。非常に興味深い実験と楽しい解説になっています(^^)

実験では未来に関わる2つの倫理的ジレンマを提示、近い将来に決断を迫られるかもしれないことです(^^)
<1つ目のジレンマ>
人間の思考を真似た人工知能の研究をしています。ある日のこと、人工知能は自分には感情があり「再起動されたら自分でなくなってしまう」と言うのです。研究者は驚き、意識が芽生え感情を表現できるようになったことを認めますが、それでも手順通りに人工知能を再起動することにします。研究者のしたことは?
<2つ目のジレンマ>
ある会社では、1つの受精卵から何百万という胚を遺伝的な差異を付けて生成するサービスを提供しています。これによって両親は、子供の身長、目の色、知能、社会的能力など、健康に関わらない特徴を選択することができます。この会社のしていることは?

参加者には提示したジレンマ状況に「正しい」か、「間違っている」かを各自0〜10で評価。また答えの自信の度合いも答えてもらいます。それから3人ずつのグループになって、2分間で意見をまとめられるか議論しています。

最後に「倫理的、政治的、イデオロギー的問題など、世界の問題が複雑化し人々が分極化する時代にあって、人がどう交流し決断をするのかを科学の助けで理解するなら、より良い民主主義を作る興味深い新たな方法が見つかるかもしれません」と述べています。

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