デザインの伝説的人物マイケル・ビエルート(Michael Bierut)が、偶然の成功によって生まれた、世界で最も有名な地図の一つであるロンドン地下鉄路線図について話します。ハリー・ベック(Harry Beck)のデザインは、今日私たちが地下鉄マップとして思いつく路線図の雛形になりました。東京・パリ・ベルリン・サンパウロ・シドニー・ワシントンD.C.の路線図は複雑な地理を明快な図形へと変換しています。

Beck’s Underground Map of 1933 / Wikipedia

ロンドンの地下鉄は、1908年に異なる8つの鉄道路線が統合され単一のシステムとなります。路線を表す地図が必要でしが、通常の地図に路線を描き入れたデザインで複雑なものでした。

29歳のベックは工学系の製図技師で、時々ロンドン地下鉄のために仕事をしていました。彼には重要な気付きがありました。地下鉄に乗る人々は地上がどうなっているか大して気にしてはいないということです。彼らはただ駅から駅へ移動したいだけです。 「どこから乗る? どこで降りる?」 重要なのは路線であって「地理」ではありません。彼はこんがらがったスパゲッティを単純化しました。

ビエルート氏は、ハリー・ベックのデザインは、どんなデザインにも適用可能だと語ります。第1の原則は「焦点を絞ること」です。誰のためにやっているかに集中します。第2の原則は「単純さ」です。その必要性を実現するための最短の道は何か? 最後の3つ目の原則は「分野横断的に考えること」ですと述べています。

ビジュアルシンキングの櫻田さんがインフォグラフィックの真髄として、ハリー・ベックさんの「路線図デザイン」を取り上げています。また、路線図デザイン再考の例として「ニューヨークの路線図」や、路線図のデザイン・コンセプトを使った例として「グーグルが買収したサービスの分類」などを紹介しています。分かりやすいですね(^^)

カテゴリー: TEDUK

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