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平昌五輪にケニア初の女子アルペンスキー選手が挑む

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2月9日午後8時から平昌五輪スタジアムで開会式が行われ、華やかに開幕します。25日まで開催される冬季五輪では、アフリカ・ケニア出身のサブリナ・ワンジク・シマデル(Sabrina Wanjiku Simader)さん(19歳)が、ケニア初の女子アルペンスキー選手として出場します。ケニアは陸上長距離では世界トップレベルの選手を輩出していますが、アフリカの広大な大地は雪や寒い気候とは無縁で、冬季スポーツでの実績はほとんどありません。さらにアフリカ勢としても唯一の女子選手になります。

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Sabrina Wanjiku Simader / YouTube

オーストリアに練習拠点を置くシマデルさんは、2017年2月にスイスで行われたアルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2017)で冬季五輪の出場資格を獲得、平昌五輪ではスーパー大回転と大回転に挑みます。頑張ってほしいですね(^^)

シマデルさんは、小さい頃から五輪出場の夢を応援してくれた母(父親は2012年に亡くなる)を平昌五輪に連れて行きたい。そして、自らの参加費用(チームの旅費や滞在費などを含む)や、アルペン用レーシング・スーツ(大好きなユキヒョウをデザイン)を製作するための資金について、クラウドファンディング(I believe in you)に挑戦していました。目標額を超えた11,411EUR(約153万円)を獲得して、夢の平昌五輪アルペンスキーに挑みます。

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