世界初の電動垂直離着陸(VTOL)エアタクシー

The world’s first all-electric VTOL jet / The Lilium Jet

滑走路がいらず、空気抵抗が小さいので騒音も少なく、エネルギー効率も良い垂直離着陸機(VTOL機)が注目されています。

ドイツのスタートアップ Lilium Jetが、世界初となる電動ジェット垂直離着陸機(VTOL機)のテスト飛行に成功しました。

機体の翼に合計36(前12/後24)個の電動ジェットエンジンを搭載して、時速300Kmで航続距離300Kmを飛行できます。このプロトタイプ機は2人乗りですが、オンデマンドの5人乗りエアタクシーも設計しています。

空飛ぶタクシーとして、オンデマンドで自動操縦運行を目指していますが、大都市圏の高速移動に限らず、過疎地の移動手段として最適な移動形式だと思います。世界各国でも垂直離着陸タイプの移動手段を模索しています。

米国では DARPAで VTOL機の開発を推進しています。ドローン方式ですが、ドバイで自動操縦のドローン・タクシーを導入して、この夏にも試験運行が始まります。

日本のJAXA(航空技術)では、4発ティルト・ウィングVTOL機の飛行実験をしていますが、タクシー用途の小型垂直離着陸機(VTOL機)の開発を急いでほしいと思います。

  • The Lilium Jet News(Website) 5人乗りエアタクシーなど、機体デザインの変遷
  • Electric Jet Engines(Lilium Jet) 電動ジェットエンジンなどテクノロジーを説明

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前衛的なゴッタルドベーストンネル開通式典

Bizarre Opening Ceremony: PART 2 First 15 Minutes UNEDITED
Bizarre Opening Ceremony: PART 2 First 15 Minutes UNEDITED

6月1日に正式に開通して、世界最長トンネルになったゴッタルドベーストンネル(Gotthard-Basistunnel)の開通式典は、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イタリアのレンツィ首相など、欧州各国のリーダーを集めて執り行われました。
この式典イベントの内容が前衛的でカルトだったと話題になっています。

イベントは、ドイツの演出家、ヴォルカー・ヘッセ(Volker Hesse)総指揮のもとで行われたもので、最初にオレンジ色の作業服を着た数十名の男女が舞台の上を登場します。
しだいに身に着けている作業服を脱ぎ棄てて裸になって槍を持ち行進を行うというものです。さらに、羊の衣装を着けたサタンや亡霊、そして呪術主義的妖怪なども登場し、その内容は1970年代の前衛カルト映画を思い出させます。

このユニークな演出に対して、式典に参加した欧州首脳陣と招待客の間にも困惑や苛立ちなどを生じさせたようです。スイス(欧州)が長い苦難と苦悩の歴史を乗り越えて、現在そして未来があることを表現しているようです。YouTube(First,Second/30分)に2分割して公開されています。

演出意図は判っていませんが、式典に招かれたドイツ、フランス、イタリアは過去にスイスを侵略した歴史を持つ国であるということもあり、スイスは例えトンネルで国境を開放したとしても、隣国からの侵略には徹底的に抗戦をするという、独立国家としてのスイスの強い意志を改めて欧州各国に示したとの見方も生じています。

Swissinfoサイトには、スイスのアイデンティティーと歴史を象徴する「ゴッタルド」を全貌した特集記事があります。一読をお勧めします。