幸せを目指すだけが人生じゃない(TED: Emily Esfahani Smith)

Emily Esfahani Smith: There’s more to life than being happy

スタンフォード大学フーバー研究所の編集者で作家のエミリー・エスファハニ・スミス(Emily Esfahani Smith)さんの TED Talksがあります。

私たちの文化は幸せになることに執着していますが、もっと満たされる生き方があるとしたらどうでしょう?

スミスさんは「幸せは気まぐれなものだ」と語ります。そして、「生きがいを見いだすことは、自分自身のためになるだけでなく、最高の自分に高めてくれ、拠り所となる確かな手応えを与えてくれるのです」と述べています。

「生きがいのある人生」を、4つの柱で説明しています。1つ目は愛情から生まれた「結びつき」です。2つ目の柱は「目的」です。目的を持つことは、自分のやりたい仕事を見つけることとは違います。目的は自分のやりたいことよりも、何を与えられるかなのです。
3つ目の柱も、自分の限界を超えることですが、まったく違う方法「超越」です。4つ目は「ストーリーテリング」、自分で語る自分についての物語です。人生は単なる出来事の連続ではありません。自分の物語を編集し、解釈し語り直すことができます。「たとえ事実という制限があったとしても」と、情熱を込めて語っています。

最後に「幸せ」は、訪れては消えてしまいます。でも人生が本当に充実していれば、物事がまったく上手くいかなくても「生きがい」があることで踏ん張れるのです。ありがとうございました (拍手)

スミスさんの著作「The Power of Meaning(未訳)」では、「自分の仕事にやりがいを感じる人が少ないのは、なぜだろうか」として、目の前の仕事に意義を感じるための具体的な方法論が提示されています。

観るのが楽しみな未来映画「ブレードランナー2049」

Blade Runner 2049 (2017) / IMDb

映画ブレードランナー2049(Blade Runner 2049)は、米国の2017年公開SF映画です。1982年公開の映画ブレードランナーの続編で、前作の主演ハリソン・フォードが同じリック・デッカード役で出演すします。また、前作の監督リドリー・スコットは製作総指揮に回り、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督しています。

映画ブレードランナーは「環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、過酷な奴隷労働に従事していた。
しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発する。レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられたが、人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たず、「解任」する任務を負うのが専任捜査官ブレードランナーであった」(Wikipediaから)

初めてブレードランナーを観たときは、環境汚染にまみれた退廃的近未来都市像(2019年)の設定と、斬新な映像描写とデザインに魅せられ、人造人間レプリカントの悲しい運命も心に残っています。

2017年の現在、ロボットや人工知能(AI)が進展、環境破壊なども進み現実感をもって来ました。レプリカントも想像の世界ではなくなりつつあります。「人間性とは何か」を、この未来映画がどのように描いているのか観るのが楽しみです。

YouTube再生リストは、ブレードランナー2022(渡辺信一郎監督による前奏アニメ)、2036、2048、2049(日本語予告)、そして映画評論家 町山智浩の試写会感想の5本です。