世界最小かつ最軽量人工衛星をインドの青年が開発

Rifarh Shaarook @Rifarh_Shaarook / Twitter

インド初の国産人工衛星打ち上げ計画を指揮した科学者でもあるアブドゥル・カラーム元大統領にちなみカラームサット(KalamSat)と名付けられた人工衛星は、世界最小3.8cmの立方体で重さはわずか64gという超軽量化に成功しています。

この人工衛星は、インド南部タミル・ナードゥ州出身の18歳、リファス(Rifath Shaarook)さんと、インドの科学教育機関「スペース・キッズ・インディア」に在籍する研究チームによって開発されました。

NASAの教育プログラム(Cubes in Space)によって打ち上げられることになったカラームサットは、炭素繊維を素材として 3Dプリンタによって出力されています。鉄の4分の1の比重で10倍の強度を持つ「軽くて強い炭素繊維」を活用することで、重さわずか64gという超軽量化に成功しています。小さな人工衛星には、温度や湿度など、8台のセンサーが内蔵され、加速度や回転を計測したり、地球磁気圏を観測したりすることができます。

2017年6月にヴァージニア州東部海岸にあるワロップス飛行施設から打ち上げ、4時間にわたって弾道飛行しながら、宇宙の微小重力環境で12分間稼働させる計画です。

NASAは、宇宙探査にまつわる幅広い研究開発活動において、積極的に外部の優秀な人材や独創的なアイデアを受け入れ支援しています。11歳から18歳までの子どもを対象にした「キューブス・イン・スペース」もその一つ、素晴らしいですね(^^)

若い発明家の発泡スチロールリサイクル計画(TED: Ashton Cofer)

Ashton Cofer: A young inventor’s plan to recycle Styrofoam

梱包用の詰め物から使い捨てのコーヒーカップまで、米国だけで毎年900万トンの発泡スチロールが生産されており、それは全く再利用されません。

この資源の無駄と溢れかえったごみ処理施設の現状に衝撃を受け、アシュトン・コーファー(Ashton Cofer)さんは、科学フェアのチームメートと共に、使用済みの発泡スチロールに熱処理を施して他の役立つ物質を造り出しました。

FIRST LEGOリーグの世界イノベーション賞と、Google科学フェアのアメリカ科学イノベーター賞(2016 Scientific American Innovator)を受賞した彼らのオリジナルデザインを見てみましょう。

Luke Clay, Julia Bray, Ashton Cofer / Google

Google Science Fair 2016でのプロジェクト名は「再利用フィルタで発泡スチロールゴミの削減を(プロジェクト:Styro-Filter)」です。

Lukeさん、Juliaさん、Ashton さん(14歳)の3人の学生は、発泡スチロールの90パーセントは炭素で構成されているため、この物質をコスト効果の高い方法で何か役立つものにできないかと知恵を絞りました。そして行きついたのが、汚染された水から汚染物質を除去することができる活性炭(カーボンフィルター)です。

資源ごみを効果的なフィルタにするためにさまざまな化学物質を何時間も試した結果、3人は埋立地からポリスチレンを大幅に削減し、汚染水を飲料水にできる活性炭の作成に成功しました。