はっきり主張できるようになるには(TED: Adam Galinsky)

Adam Galinsky: How to speak up for yourself

はっきり自分の考えを述べることは、そうすべき時でも難しいものです。

社会心理学者アダム・ガリンスキー(Adam Galinsky)さんの賢明な助言から、意見をはっきりと述べ、難しい状況もくぐり抜け、自分自身の力を強化する方法を学ぶことができます。

ガリンスキーさんは、自己主張のジレンマに関して世界中の人々に質問をしてきました。自分を強く主張できる時とは? 自分の利益や関心を押し通せる時とは? 自分の意見を表現できる時とは? 野心的な要求ができる時とは?
この調査を通して人にはそれぞれ許されている言動の範囲があることに気がついたそうです。この講演では、自分の言動の許容範囲を広げる興味深い道具一式を述べています。

ガリンスキーさんは、最も重要な道具の1つに「他者視点取得」と呼ばれるものがあると指摘。他者視点取得とは、実に単純で他者の視点を通して世の中を見るということです。これが自分の許容範囲を広げてくれる最も重要な道具の1つと言います。

「相手の視点を取り入れて相手が本当に望んでいるものを考えると、相手から自分の望んでいるものをもらえる可能性が高まります」と、その重要性について語っています。

89歳の求職広告「退屈で死にそうな私を助けて!」

89-year-old looking for work because he's 'dying of boredom'
89-year-old looking for work because he’s ‘dying of boredom’

英サウス・デボン在住の89歳の退役軍人、ジョー・バートレー(Joe Bartley)さんが、地元紙に出した求職広告が話題となっています。

「退屈で死にそうな私を助けて!」と訴えるキャチフレーズは、確かにインパクトありますね(^^)

バートレーさんが新聞広告を出したのは11月16日ですが、それ以来、電話が鳴り止まず、テレビやネットでの取材依頼が続き、遠くはスウェーデンからの取材もあったということです。実際に2件の採用の申し出もあったということです。

Pensioner Joe Bartley took out an ad in the local paper. / swns.com
Pensioner Joe Bartley took out an ad in the local paper. / swns.com

求職広告の内容は、
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高齢者、89歳、ペイントン地区での職を求む。週20時間以上。清掃や、簡単な庭仕事、日曜大工、その他いろいろ出来ます。老兵、空挺(くうてい)部隊出身。「退屈で死にそうな私を助けて!」
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バートレーさんは約2年前に妻のカサンドラさんを亡くして以来、1人で暮らしています。「家の中に入ると、独房に足を踏み入れたような気がする。話し相手が誰もいなくて」子どもはおらず、カサンドラさんの親族と定期に連絡を取ることはないが、求職広告がメディアで取り上げられたおかげで、旧友の何人かとは再び連絡がついたということです。

似たような境遇の退職者にアドバイスはと尋ねると、「ただそこに座って退屈なんてしてないで、何かに挑戦してみよう」という答えが返ってきたそうです(CNNインタビューから)

日本においても高齢化が進み、一人暮らしのお年寄りも多いと思います。世界に共通する高齢者問題にバートレーさんの発した「求職広告」は素晴らしい挑戦とアイデアのように思います(^^)

青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のこと。