運転手なしの自動運転車認可とWaymoのキャンペーン

Let’s Talk Self-Driving / letstalkselfdriving.com

10月11日、米カリフォルニア州の規制当局は自動運転車に関する規則について、運転手が乗車しなくても同州の公道を走行することを初めて認める内容に改正する案を公表しました。
当局によると、新規則は2018年6月までに施行される見通しです。

従来の規則では、自動車会社は安全性評価報告を州当局へ提出することが義務付けられ、車種の更新に際しては認可が必要でした。また従来の規則は、すべての自動運転車に運転手の乗車を義務付けていました。

10月9日に米アルファベット傘下のウェイモ(Waymo)は、「国民安全評議会(National Safety Council)」 や「高齢者の生活のための財団(FSL)」「視覚障害児のための財団(Foundation for Blind Children)」「飲酒運転の根絶を目指す団体(madd.org)」などと協力して、Let’s Talk Self-Driving(自動運転車について話そう)キャンペーンを発表しました。

キャンペーンは米アリゾナ州で開始され、各メディアでキャンペーン広告が行われる予定です。Waymoはフェニックスの住民に自動運転車に試乗してもらうパイロットプログラムも実施しています。

10月12日に米アリゾナ州のテレビ局(abc15)が Foundation for Blind Children(目の不自由な子どもたちのための団体)を取材しています。自身も視覚障害の息子をもっている施設の代表 Marc Ashtonさんは、自動運転車の導入により視覚障害者の移動と自立を助け、いかに自由になるかを語っています。(下記動画)

日本は「ユニバーサル社会」を目指し、2004年に参議院での「ユニバーサル社会の形成促進に関する決議」から13年、少子高齢化の日本こそ、国全体で大胆な規制緩和と、大胆なデジタル技術革新を目指さなくてはと思います。

Waymo has sparked a new education initiative that is starting right here in Arizona. But, they are trying to focus on people who should not normally be in the driver’s seat.

観るのが楽しみな未来映画「ブレードランナー2049」

Blade Runner 2049 (2017) / IMDb

映画ブレードランナー2049(Blade Runner 2049)は、米国の2017年公開SF映画です。1982年公開の映画ブレードランナーの続編で、前作の主演ハリソン・フォードが同じリック・デッカード役で出演すします。また、前作の監督リドリー・スコットは製作総指揮に回り、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督しています。

映画ブレードランナーは「環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、過酷な奴隷労働に従事していた。
しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発する。レプリカントを開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられたが、人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たず、「解任」する任務を負うのが専任捜査官ブレードランナーであった」(Wikipediaから)

初めてブレードランナーを観たときは、環境汚染にまみれた退廃的近未来都市像(2019年)の設定と、斬新な映像描写とデザインに魅せられ、人造人間レプリカントの悲しい運命も心に残っています。

2017年の現在、ロボットや人工知能(AI)が進展、環境破壊なども進み現実感をもって来ました。レプリカントも想像の世界ではなくなりつつあります。「人間性とは何か」を、この未来映画がどのように描いているのか観るのが楽しみです。

YouTube再生リストは、ブレードランナー2022(渡辺信一郎監督による前奏アニメ)、2036、2048、2049(日本語予告)、そして映画評論家 町山智浩の試写会感想の5本です。