素敵なマリアーナさん What makes you special?(TEDx: Mariana Atencio)

Mariana Atencio: Peabody Award-winning, Bilingual Anchor / Correspondent

米NBCニュースのジャーナリストで、マリアーナ・アテンシオ(Mariana Atencio)さんの TED Talkがあります。

南米ベネズエラの首都カラカスで生まれ育ったスペイン語と英語のバイリンガルです。奨学金を得て米ニューヨークのコロンビア大学院でジャーナリズムを学んでいます。

素敵なマリアーナさんが「ジャーナリストを職業として選択したキッカケと、それから何を学んだか」を語っています。

父親から7歳のマリアーナさんと、6歳の妹に「スペイン語が通じない所に行って、お前たちと違う文化を経験してもらいたい」と、米国でひと夏のサマーキャンプに行かされます。また、高校では中東から来た女子とルームメイトになります。これらの経験から、「自分の特別なところを知る」ことが「他人の長所を理解する第一歩」であること、そして「自分を他の人の立場に置いてみることの重要さ」を分かり始め、職業としてジャーナリストを目指します。

故郷ベネズエラは裏庭と称され、米国から「不法入国者」「第三世界」「よそ者」といったレッテルが貼られています。これを何とか変えたいとして米国に移住してジャーナリズムを学びます。世界を飛び回り、マイノリティの人々などを取材して分かったことは「全ての人に唯一共通する事、それは人間であること」でした。誰も自分は「正常だ」なんて言えないことを分かってほしいと述べています。

2017年2月にYouTubeで公開(日本語字幕あり)ですが、アクセス数は260万回を超えた素晴らしい講演です。サイトに「Next Gen Journalism」と記されています。

少数言語の単語帳「なくなりそうな世界のことば」

なくなりそうな世界のことば / 吉岡 乾 (著), 西 淑 (イラスト)

「小さな」言葉の窓からは、広い世界が見渡せる。世にも珍しい、少数言語の単語帳です。

内容紹介には「世界で話されていることばは、およそ7,000もある。しかしいま世界では、科学技術の発展とともに、数少ない人が限られた地域で用いている「小さな」ことばが次々に消えていってしまっている。」
「本書は、世界の50の少数言語の中から、各言語の研究者たちが思い思いの視点で選んだ「そのことばらしい」単語に文と絵を添えて紹介した、世にも珍しい少数言語の単語帳。耳慣れないことばの数々から、「小さな」言葉を話す人々の暮らしに思いを馳せてみてください。」とあります。

アヤクチョ・ケチュア語(900,000人)、サーミ語(35,000人)、アイヌ語(5人)、そして8年前に最後の母語話者が死去し絶滅した大アンダマン混成語(0人)まで、50の言語を取り上げています。
見開き2ページの左がイラストと単語、右側に言語の説明があるという形式で統一されています。知らない世界と文化がまだまだあるというのを感じるのにはいい一冊のように思います(^^)

「ことば」と「ことばの学び」について語っている Satoshi Nagabaさんのブログ(Fragments)に、話者数の多いものから少ないものへと並べた一覧を掲載しています。書店で一瞥しただけですぐにレジに持っていったそうです(^^)

skábma(スカーマ):サーミ語
IYOMANTE(イヨマンテ):アイヌ語