若い発明家の発泡スチロールリサイクル計画(TED: Ashton Cofer)

Ashton Cofer: A young inventor’s plan to recycle Styrofoam

梱包用の詰め物から使い捨てのコーヒーカップまで、米国だけで毎年900万トンの発泡スチロールが生産されており、それは全く再利用されません。

この資源の無駄と溢れかえったごみ処理施設の現状に衝撃を受け、アシュトン・コーファー(Ashton Cofer)さんは、科学フェアのチームメートと共に、使用済みの発泡スチロールに熱処理を施して他の役立つ物質を造り出しました。

FIRST LEGOリーグの世界イノベーション賞と、Google科学フェアのアメリカ科学イノベーター賞(2016 Scientific American Innovator)を受賞した彼らのオリジナルデザインを見てみましょう。

Luke Clay, Julia Bray, Ashton Cofer / Google

Google Science Fair 2016でのプロジェクト名は「再利用フィルタで発泡スチロールゴミの削減を(プロジェクト:Styro-Filter)」です。

Lukeさん、Juliaさん、Ashton さん(14歳)の3人の学生は、発泡スチロールの90パーセントは炭素で構成されているため、この物質をコスト効果の高い方法で何か役立つものにできないかと知恵を絞りました。そして行きついたのが、汚染された水から汚染物質を除去することができる活性炭(カーボンフィルター)です。

資源ごみを効果的なフィルタにするためにさまざまな化学物質を何時間も試した結果、3人は埋立地からポリスチレンを大幅に削減し、汚染水を飲料水にできる活性炭の作成に成功しました。

鳴った鐘の音は止められない(You can’t unring a bell)に挑戦!

Unimpossible Missions|鳴った鐘の音は止められない(You can’t unring a bell)|GE

 GEの企業広告キャンペーン Unimpossible Missions(不可能への挑戦)に面白い実験動画があります。

英語圏では「起きてしまったことは元に戻せない」と言う時、しばしば You can’t unring a bell(鳴った鐘の音は止められない)という慣用句を使うようです。

そこで、本当に「鳴った鐘の音は止められない」のか? 不可能なのか?

難題の解決策の発案者は、GEが世界の理系学生を対象に開催したコンテスト「Unimpossible Missionsユニバーシティ・エディション」で最優秀賞を勝ち取ったクリス・グエンさん(インタビュー/YouYube)です。

ミャンマー、ヤンゴンの住民の方々、そして「赤ちゃん」が参加して実施したユニークで面白い科学実験が下記のYouTubeです。

発明家トーマス・エジソンを創始者とする GEは、「アイデアと科学技術があれば、不可能と信じ込まれてきたことでさえ覆すことができる。映像をご覧になればきっと”不可能はもっと可能になる”と勇気を持てるはずです」と述べています。