ラスベガスで過去最悪の銃乱射事件(2017 Las Vegas Strip shooting)

ストリップ最南端のホテルがマンダレイ・ベイ / Wikipedia

10月1日午後10時ごろ、ラスベガスでホテル周辺のコンサート会場を狙った銃乱射事件があり、現地警察によると、死者59人のほか負傷者も527人に上っています。容疑者はホテルの部屋で死亡していました(10/3 AFPBB News)
米メディアは「米国史上最多の犠牲者を出した銃乱射事件」と伝えています。

ラスベガス・ストリップ(Las Vegas Strip)は、米ネバダ州ラスベガス・ブールバード(大通り)の中で長さ約4.2マイル(6.8 km)にわたる部分を指す名称です。

事件が起きたのは、ラスベガス中心部にあるカジノホテル「マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノ」前の道路を挟んだ野外コンサート会場です(Googele Map参照)
ここでカントリーミュージックの音楽祭が開かれており、容疑者はこのホテルの32階から、約2万2千万人の観客で埋まった会場に向けて自動小銃で無差別に発砲。観客が次々と血を流して倒れ、現場は大混乱に陥りました。

警察は、スティーブン・パドック容疑者(64)を実行犯と断定。ネバダ州メスキートの退職者住宅地にある2階建ての家に住む白人の男で、客としてホテルに宿泊していました。今のところ FBIはテロ組織とのつながりはないとみています。

<追記>過激派組織イスラム国(IS)が2日、関与を認めました。ISと関連のあるAMAQ通信は「ラスベガスの攻撃はISの兵士が実行した」とし、この人物は「数カ月前にイスラム教に改宗していた」としています(10/2 ロイター通信)

一人一人の大切さに気づくショートムービー「Evan」

Evan / Sandy Hook Promise

2012年12月14日、米国コネチカット州のサンディフック小学校で発生した銃乱射事件の犠牲者の家族と専門スタッフで構成する非営利団体「Sandy Hook Promise」が企画制作したショートムービー「Evan」が話題になっています。

このムービー「Evan」では、主人公のエヴァンと女子生徒が「落書きでメーッセージ交際」する何気ない学校生活が描かれています。

このメインストーリーの裏(シーンの片隅)で、孤独な少年のストーリーが進行しています。このシーンは、エヴァンが落書きの返事を書いている女子生徒を探して見つめています。少年は一人で銃のムービーを閲覧しています。

Evan / Sandy Hook Promise

廊下でもすれ違う女子が気になって振り返っていますが、右端で「いじめ」にあっている少年は目に入ってきません。

男子生徒エヴァンの相手探しはハッピーエンドを迎えますが、最後のシーンで少年が銃を持って乱入してきます。

このあと、孤独な少年の物語にスポットを当てた「銃の雑誌を読む」「少女に中指を立てる」「いじめにあう」「銃のムービーに夢中」などのシーンが流れます。

いかに事件の前兆や警告サインが見過ごされやすいかを啓発しています。一人一人の大切さに気づく素晴らしいムービーだと思います。
「Sandy Hook Promise」では、サンディフック小学校銃乱射事件のような「悲劇」が二度と起こらないように活動しています。