意識は「純粋な知能」とはあまり関係がない(TED: Anil Seth)

Your brain hallucinates your conscious reality | Anil Seth

サセックス大学サックラー意識科学センターのアニル・セス(Anil Seth)博士は、「私の研究では、意識が“純粋な知能”とはあまり関係がないことを証明しています。意識はむしろ、生存し呼吸する有機体であることとより結びついているのです」と語ります。

セス博士は意識には2つの面があり、「外的経験」と「内的経験」について面白い実験例を示します。

まず不明瞭で聞き取りにくい音声を再生。続けて、はっきりとした音声「ブレグジットはほんとうにひどいアイデアですね」という意味の音声を再生します。セス博士はもう一度、最初に流した不明瞭な音声を再生。そうすると、同じように聞き取りにくかったはずが、今度ははっきりと理解できます。いくつかの実験例に、会場は驚嘆した表情が溢れます(^^)

「幻覚が“制御されていない知覚”のようなものだとすれば、知覚そのものも幻覚のようなものなのです」「実際に、いま、この時も私たちは常に幻覚を見ています。ただ、人が自分たちの幻覚に対して“合意”するとき、それを現実と呼んでいるのです」と、セス博士は言います。

セス博士は、「意識は独特なかたちで、生存し呼吸する有機体(人)に織り込まれている」「人工知能(AI)が意識をもちうることや、ロボットに脳をアップロードすることに対する不安は必要ない」と述べています。AIを語るときに避けられない「人の意識とは何か」に迫る興味深いTED Talksです。

自分の価値を見定め、適正な対価を要求しよう(TED: Casey Brown)

Casey Brown: Know your worth, and then ask for it

恐らくあなたの雇い主は、あなたが持つ価値に見合った報酬を支払ってはいないでしょう。彼らは自分が定めたあなたの価値に対して報酬を払うのです。では、ここでゆっくり時間をかけて相手の思考をコントロールする方法を学びましょう。

TEDxColumbusWomenで、価格設定コンサルタントのケイシー・ブラウン(Casey Brown)さんが、役立つ話や経験から学んだ教訓を語りながら、自分の価値をよりよく伝え、才能に見合った報酬を得るチャンスを広げるお手伝いをします。

米国における男女の賃金格差はよく知られています。米国労働統計局によると、男性が得る報酬1ドルにつき女性が得るのは83セントに過ぎません。皆さん驚くかもしれませんが、この傾向は事業主の間にも広がっています。女性事業主でも男性の報酬1ドルにつき80セントしか得ていません。私が仕事でよく女性から聞くのは、自分の能力を自分で宣伝するのははばかられるという声です。
起業したての女性事業主の場合特にそうです。彼女たちはこう言います「自慢話は嫌です」 「仕事で証明します」 「自画自賛は苦手です」と・・・。

ブラウンさんは「正しく評価されることはとても大切です。この話の裏側には、単なる財務のことをはるかに超えた自尊心や自信の領域に及ぶ意味があることに気づくでしょう」そして、大切なことは「1つは価値を明確にすること。2つ目は自分の価値を伝えること。これが収益力を最大限に発揮するための二大要素です。この2つの足し算なのです」と述べています。