テレビ音声を聞いて反応 Amazon Echoと Google Home

Google Home | 2017 Super Bowl Commercial

2月5日に米国で行われた「スーパーボウル」では、Google Homeの1分間のCMが放送されました。(YouTube)
Googleアシスタントを内蔵した Google Homeを使って、照明を点けたり、音楽を再生したり、様々な質問に答えるシーンで構成されており、自宅の生活がより便利なものに変わることを強調する内容となっています。

ところが、このCM音声を人間だけでなく、自宅にあった Google Homeも聞いていました。「スーパーボウル」を視聴していた一部視聴者は CM音声の「OK Google」に反応して、Google Homeが「狂ってしまった」や「照明を消した」など、 Twitterなどに投稿されています(^^)

米テキサス州のダラスで、6歳の子供が Amazon Echoに向かって「ドールハウスで私と遊んでくれる? ドールハウスが欲しいの」と頼んだところ、両親の知らないところで注文が成立し、170ドル(約2万円)のドールハウスが「4ポンド(約1.8kg)のクッキー」とともに届けられた、という微笑ましいニュース(トラブル)がありました(^^)

この事件をサンディエゴのテレビ局が朝のニュース番組(YouTube)で取り上げ、キャスターが「Alexa(アレクサ)、ドールハウスを注文して、なんて愛らしい女の子ですね」と発言したため、視聴者の家で聞いていた Amazon Echoが、一斉に勝手にドールハウスを注文してしまう事態になったそうです。発言の直後に、テレビ局には苦情の電話もあったそうです。

スマートホーム時代を象徴するAIアシスタントですが、音声のみで動作するデバイスに特有のトラブルや珍事件なども起こります。この先、AIアシスタントはどんどん賢くなりますが、ガード機能もチェックしておいたほうが良さそうです(^^)「家政婦は聞いていた」ですね!

自動化で人間の仕事はなくなるのか?(TED: David Autor)

David Autor: Will automation take away all our jobs?

これはあまり耳にすることのないパラドックスですが、一世紀に渡り人間に代わって仕事をする機械が作られてきたにもかかわらず、米国で仕事に就く成人人口の割合は過去125年の間増え続けているのです。

どうして人間の労働が余計になったり、人間のスキルが廃れたりしないのでしょう?

経済学者のデイヴィッド・オートー(David Autor)氏が、仕事の未来に関する講演で「なぜ未だこんなにも多くの仕事があるのかを問い」驚きと希望に満ちた答えを出します。

オートー氏は、なぜこんなに沢山の仕事があるのか?これには2つの基本的な経済学原理が関わっていると言います。
1つは人間の才覚や、創造性に関するもので、もう1つは人間の飽くことを知らないどん欲さに関わるものです。1番目のものを「Oリングの原理」と呼び、人間がする仕事の種類を決めるものです。2番目の原理は「足ることなしの原理」、どれだけ多くの仕事があるかを決めるものです。笑いを交えて興味深い説明です、

最後にオートー氏は、「すごいね、農業人口が95%減って食糧不足にならないなんてすごい進歩だ。その繁栄によって人類が何かすごいことをやってくれることを望むよ。そして、概ねそうなっていると私は思います」と語っています。

自動化、ロボット、人工知能、テクノロジーの発展と、「人間の仕事」との関係という極めて今日的テーマの TED Talkです。