バンクシーが壁を一望するホテルを開業(The Walled Off Hotel)

The Walled Off Hotel / banksy.co.uk

イギリスの覆面アーティスト、バンクシーがパレスチナ暫定自治区ベツレヘムに突如、ホテルを開業しました。

ホテルの客室からは、うねるように連なるコンクリートの壁や、イスラエル軍の監視塔が一望できることから「世界最悪の眺め」をうたって注目されています。

ホテルにはバンクシーの作品で飾られていて、客室の一つには、イスラエル兵とパレスチナ人が「まくら投げ」をしている壁画が描かれているほか、催涙弾のガスに口元を押さえる人物の胸像なども置かれています。

バンクシーは、これまで「壁」を題材にして数多くの風刺画を描いています。イギリスのテレビ局チャンネル4は「最近、壁がアツいでしょう。でも、私はトランプが流行らせる前から注目してたんだ」という本人の発言を伝えています(^^)

ホテルのウィサム・サルサー支配人によると、客室は20日から利用可能。1泊30ドル(約3400円)からとなっているようです。予約は3月11日から、ショップの名前が Wall*Mart です。

「世界最悪の眺め」ですが、客室や作品は素晴らしいですよ(^^) ホテル(The Walled Off Hotel)の内部やバンクシーの作品は公式サイトでご覧ください。

WE THE PEOPLE(私たち、人民)キャンペーン

In the Citizen’s Almanac, given to all new Americans, it is said that the only position higher than the President is the People. / Facebook

トランプ大統領就任式の1月20日付ワシントン・ポスト紙の一面広告で、WE THE PEOPLE(私たち、人民)と書かれたポスターが掲載されました。

リンカーン大統領の言葉「人民の人民による人民のための政治」からのコピーで、先住民族、イスラム教徒やアフリカ系米国人、ヒスパニック、LGBTなどのマイノリティの方々など、私たちは多様性あふれる「人民」であることを強調しています。

トランプ氏は選挙期間中、米国社会を分断するような差別的な発言や女性蔑視発言が多かったことから、大統領就任式の日のワシントン・ポスト紙の一面広告に、アーティストのポスターを掲載するための資金集めが Kickstarterで行われたものです。

このキャペーンの目標金額は当初6万ドルでしたが、8日間で137万ドル(約1億5,000万円)もの資金が集まりました。ワシントン・ポスト紙の他に、ニューヨーク・ポスト紙と USAトゥデイにも一面広告が掲載されたそうです。当日、ワシントンD.Cでは無料配布されました。

ニューヨーク在住のりばてぃ♪さんは記事で、「ただ批判したり文句いってるだけではなく、こうした機会をチャンスと捉えマイノリティや女性などの社会的弱者を支援しようとか、多様性の大切さを広めていこうという活動。ポジティブな姿勢がいいですよね」、そして「オバマさんのときにあった「HOPE」が「WE THE PEOPLE」になってますけど、それはそれで結局、マイノリティや女性の方々を想う好機となっていて、やはり希望のメッセージになっているようが気がします。」と述べています。