この講演で、あなたの脳は変わる(TEDx: Lara Boyd)

Lara Boyd: After watching this, your brain will not be the same | TEDxVancouver

ブリティッシュコロンビア大学(UBC)のララ・ボイド博士(Dr. Lara Boyd)が、神経可塑性がいかにして我々に力を与えるかを説明しています。それは、私たちが脳を自分の望む形に変える力です。

ボイド博士の研究は、脳に損傷を負う人々にとってより効果的で新しい治療法の開発につながっていますが、同時に脳研究の応用範囲を広げる可能性を明らかにすることにも一役買っています。

最初にボイド博士は「容易に学べる人と、そうでない人がいるのはなぜでしょう?」と問いかけ、「学びについての疑問に大いに関心があります」と語り、歓声と拍手につつまれます(^^)

講演で、脳が学習を形成する際の変化の仕方では、「化学的な変化」や「ニューロン間の結合のあり方を変える構造的な変化」そして「機能的な変化」のそれぞれを説明して、「神経可塑性は脳全体で起きているのです」と述べています。

さらに、脳卒中を起こした脳の研究から私たちは多くを学んだとして、教訓の1つめは「脳の変化を起こす主体はその人の行動だということ」、2つめの教訓は「万能な学習アプローチは存在しない」と述べ、私たちの脳それぞれが持つ構造や機能の独自性を踏まえて、個別化医療だけでなく、教育分野における個別学習についても検討すべきとしています。

最後に「皆さんが遭遇すること、体験することのすべてが皆さんの脳を変えているのです」「今日からはご自分の思いどおりに脳を変えていってください」と述べています。アクセス数は1,300万回(TEDxの6番目)を超えた、脳研究の非常に興味深い TED Talk(日本語字幕あり)です。

21世紀の学校パーソナライズド ラーニング:AltSchool


素敵なマリアーナさん What makes you special?(TEDx: Mariana Atencio)

Mariana Atencio: Peabody Award-winning, Bilingual Anchor / Correspondent

米NBCニュースのジャーナリストで、マリアーナ・アテンシオ(Mariana Atencio)さんの TED Talkがあります。

南米ベネズエラの首都カラカスで生まれ育ったスペイン語と英語のバイリンガルです。奨学金を得て米ニューヨークのコロンビア大学院でジャーナリズムを学んでいます。

素敵なマリアーナさんが「ジャーナリストを職業として選択したキッカケと、それから何を学んだか」を語っています。

父親から7歳のマリアーナさんと、6歳の妹に「スペイン語が通じない所に行って、お前たちと違う文化を経験してもらいたい」と、米国でひと夏のサマーキャンプに行かされます。また、高校では中東から来た女子とルームメイトになります。これらの経験から、「自分の特別なところを知る」ことが「他人の長所を理解する第一歩」であること、そして「自分を他の人の立場に置いてみることの重要さ」を分かり始め、職業としてジャーナリストを目指します。

故郷ベネズエラは裏庭と称され、米国から「不法入国者」「第三世界」「よそ者」といったレッテルが貼られています。これを何とか変えたいとして米国に移住してジャーナリズムを学びます。世界を飛び回り、マイノリティの人々などを取材して分かったことは「全ての人に唯一共通する事、それは人間であること」でした。誰も自分は「正常だ」なんて言えないことを分かってほしいと述べています。

2017年2月にYouTubeで公開(日本語字幕あり)ですが、アクセス数は260万回を超えた素晴らしい講演です。サイトに「Next Gen Journalism」と記されています。