インストール不要のAndroid アプリ(Android Instant Apps)

Android Instant Apps / Google

2016年5月の Google I/Oデベロッパー・カンファレンスで 最高の Androidエクスペリエンスをユーザーに提供するとして、Android Instant Appsが発表されました。(YouTube)

Instant Appsの理想は、ウェブ・ページのアクセスの手軽さとネーティブ・アプリの機能と高速性を合わせたような存在になることです。ネーティブ・アプリを非常に細かい要素に分解し、ユーザーが必要な要素だけをダウンロードするというものです。要素が小さいためダウンロードも作動もほとんど瞬時に行われます。

Androidアプリのストアに行き、アプリをインストールし、その後に起動するという手間をかける必要がありません。単にURLをタップするだけでよいのです。
頻繁に利用することがないアプリを端末にインストールして容量を圧迫、無料のアプリでもインストールには躊躇ことがあるはずです。そんな「余計なアプリはインストールしたくない派」の人たちにとっても画期的ですね(^^)

1月23日に始まった実地試験では、「BuzzFeed」や「Wish」「Periscope」「Viki」がInstant Appsとして提供されており、ユーザーからのフィードバックを集めて改善を行うことで、今後は対応アプリを増やしてユーザーエクスペリエンスの拡大を図る予定とのことです。

実際の使用例としては、スマート駐車場での決済機能を使用できるアプリや、小売店などで使えるショップ専用アプリ、美術館での鑑賞やスポーツ施設での観戦の際に役立つ情報を提供するアプリなどが考えられています。都市や地域限定の観光案内アプリなども非常に便利そうです(^^)

Android Instant Apps の機能は、既存の Androidアプリのアップグレードであり、新規の別アプリではありません。Android APIも、プロジェクトも、ソースコードも同じです。この機能を有効にする作業には1日もかからない場合もあります。ただし、必要な作業は、アプリの構成によって違ってきます。詳しくは下記へ

  • Android Instant Apps(developer.android.com) ドキュメントへのアクセスを申し込む

独立子会社 Waymoで自動運転車事業を加速(Alphabet)

Waymo fully self-driving Chrysler Pacifica Hybrid minivans / Waymo

12月13日、米Alphabetが「X」下で進めてきた自動運転車事業を独立子会社 Waymoとしてスピンアウトさせました。
その Waymoは、a new way forward in mobility(モビリティに向かう新たな道)を意味し、「われわれは、人やモノを安全かつ簡単に移送できるようにするというミッションを持つ自動運転技術企業だ」と CEOのジョン・クラフシック(John Krafcik)氏は定義しています。

12月19日、クラフシック氏は、新しいラインナップとして100台の自動運転車クライスラー・パシフィカ・ハイブリッド・ミニバン(Chrysler Pacifica Hybrid minivans)が加わったと発表しました。

この車両は、WaymoとFCA(フィアット・クライスラー)の緊密なパートナーシップによって作られたもので、ミシガン州のエンジニアリングサイトに両社のエンジニアリングチームが集まり、さらにFCA側と、Waymo側のテスト施設でテクノロジーのテストが行われたそうです。
また、2017年の量産モデルに基いていますが、Waymoのテクノロジーにより良く適合させるために、シャーシだけではなく電装系、パワートレイン、そして構造に変更が加えられています。この結果、Alphabetが単に Fiat Chryslerの車両を購入して市販車に自分たちで改造を行うよりも、より緊密な統合が可能になったようです。

Waymoは Fiat Chryslerと協力して、半自動運転のクライスラー・パシフィカを利用した相乗りサービスを、来年の早い時期から一般に提供するらしいとのことです。