Googleの機械学習(AI)を自動で最適設計する AutoML

AutoML(Auto Machine Learning)/ Google #IO17

いままで目的に合った機械学習(AI)プログラムの開発をするためには、多くの専門ソフトウェア技術者による最適なアルゴリズムの設計とコーディングが必要でした。

Googleでは、いま AutoML(Auto Machine Learning)という機械学習プログラムの最適設計アプローチを進めています。この AutoMLが自動的に機械学習プログラムを生み出し、専門ソフトウェア技術者がいらなくなるのではと話題になっているようです(^^)

すでに、言語や画像認識を学習するための最適な機械学習プログラムの設計を、AutoMLで探索する研究やテストを進めています。その結果、画像認識分野では、AutoMLを使用した設計が専門家たちのそれに匹敵するレベルとなり、言語翻訳では専門家を完全に凌駕するパフォーマンスを見せているそうです。

AutoMLは、Google I/Oで発表されたGoogle Lens(グーグルレンズ)などのアプリを含む、特定の業務を実行する機械学習プログラムの開発に活用されています。

さらに、AutoMLにより機械学習プログラムを作る過程を何千回も繰り返してきた結果、認識機能が強化され予期しない変数が補完されるなど、新たな学習効果も生まれているそうです。

Googleのサンダー・ピチャイCEOは、AutoMLの商用化の時期を問う質問に「今後5年ほどで、コーディングやコンピュータ言語を全く知らなくても、自分の目的に合わせた機械学習プログラムを設計することができるようになる」と見通したということです(^^)

Googleのコアラカー、Waymoのホタル(Firefly)開発を終了

Steve Mahan, who is legally blind, took the world’s first and only truly self-driving ride on public roads in a Firefly without a steering wheel and pedals

2014年に Googleが車体から自社開発した「Google Car」は、ハンドルもペダルもない2人乗りの可愛らしいスタイルからコアラカー(koala car)とか、ガムドロップ(gumdrop)と呼ばれていました(^^)

Alphabet傘下の Waymoでは、ホタル(Firefly)の愛称で呼んでいたようですが、この先進的デザインの完全自動運転車ホタル(Firefly)の開発を終了すると発表しています。

これからは、Fireflyの自動運転システムを引き継ぎ、性能を大幅に向上させた新型AIプラットフォームを搭載して、「手動・自動切替え」が可能な量産車クライスラー・パシフィカ(Chrysler Pacifica Hybrid minivans)の開発に注力していくことを発表しています。

可愛らしいコアラカーの走る姿は、人工知能(AI)の自動走行車というハイテクイメージを和らげ、子どもや障害者、お年寄りに優しいテクノロジーとして定着させたように思います。もちろん自動運転に必要な走行データの蓄積や、ハードウェアやソフトウェアの向上にも寄与しています。

何台かの Fireflyは、カリフォルニア州のコンピュータ歴史博物館と、ロンドンのデザイン・ミュージアムに展示されているようです。少し寂しいですが、未来ではこのデザインが復活するかも(^^)

Our Pacifica minivan builds on what we learned with Firefly, and includes the latest generation sensors and software.

新しい「Google Car」 は、車体から自社開発