佐々木榮松さんが見えるように描いた釧路湿原

4月から中学一年生国語の教科書に載った「湿原の秋」原画の勉強にやってきた海斗君とお母さん / Facebook
4月から中学一年生国語の教科書に載った「湿原の秋」原画の勉強にやってきた海斗君とお母さん / Facebook

「見たとおりに描くのではなく、見えるように描く」「色は心で決める」。湿原の画家と呼ばれた佐々木榮松(ささき えいしょう)(1913-2012)さんの言葉です。

佐々木さんは、北国の原野で育ったため、絵は完全に独学です。
水彩、デザイン、石版画、グラフィックデザインなど何でも手掛けました。特に油絵は、道東の風土をテーマに一貫して心象作品を製作しています。

50歳代から自ら美術館の見学・取材・釣りなどの目的でソビエト連邦圏諸国、中近東、地中海諸国、西欧、北欧、北米、中南米、南米諸国を旅しています。

色のない水墨画のような極寒の北国、釧路湿原においても鮮やかな色彩を帯びるのは、ほんの一瞬のように思います。南米大陸初のリオデジャネイロ・オリンピックで、モザイク文化の陽気で色彩にあふれていたのとは対象的です。
佐々木榮松さんは、作品について「美しいと感じた心」で描いたと語りますが、自らの生き方が創造させた釧路湿原のようにも思います。釧路湿原美術館で原画を観てみたいと思います。

11月12日に新しい道の駅や阿寒丹頂の里、そして、釧路湿原美術館、宿泊施設などが集結して「道の駅 阿寒丹頂の里-クレインズテラス-」としてリニューアルオープンしています。

周辺マップ | 道の駅 阿寒丹頂の里-クレインズテラス- - wixsite.com
周辺マップ | 道の駅 阿寒丹頂の里-クレインズテラス- – wixsite.com
1972年(昭和47年)に最初の一眼レフカメラで撮影(^^)
1970年(昭和45年)、最初に購入した一眼レフカメラで撮影(^^)

ヴィーゲラン彫刻公園とモノリス(The Monolith)

The Monolith / Wikipedia
The Monolith / Wikipedia

ヴィーゲラン彫刻公園(Vigeland sculpture installation)は、ノルウェーの首都オスロの都心部から3km北西にあります。32万平方メートルの面積(約東京ドーム7個分)を有する彫刻庭園の中には、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland, 1869年 – 1943年)の作品のみが展示されています。

大小の彫刻の総数は212点、これらの彫刻を構成する老若男女の人物の合計は600以上にもなります。ヴィーゲランはその一つ一つの作品の原型を粘土で原寸大で制作し、それらを職人たちがブロンズ像や石像に仕上げて庭園内に配置しました。

公園の一番高い地点に建っている巨大な石柱モノリス(The Monolith)の高さは14.12メートル、121人の人物像が浮彫にされています。これらの人物は裸体で抱き合うようにもつれ合い、積み重なりながら空へと伸びています。精神的なもの、聖なるものにより近づこうともがく人間の欲を表しています。

1927年に石切り場から重さ数百トンもの巨大な花崗岩の塊を運び、石膏模型から花崗岩への転写作業は3人の石工により1929年から始まり、完成までに14年の年月がかかっています。

La roue de la vie de Gustav Vigeland / Jean-Pierre Dalbéra
La roue de la vie de Gustav Vigeland / Jean-Pierre Dalbéra

ヴィーゲラン彫刻公園のテーマである「人生の始まりから終わりへの旅」を象徴する「生命の環(The Wheel of Life)」があります。この「環」は、4人の人物と1人の乳児が抱き合って花輪のように円形を描いて空中に浮かんでいます。公園に隣接してヴィーゲラン博物館(Vigeland Museum)があります。

札幌芸術の森野外美術館には、彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigelan)の作品が公開展示されています。オスロ市以外ではヴィーゲランの作品をまとめて見られる貴重な場所です。

「トライアングル」「母と子」「男と女」「木の枝をすべり抜ける女」「腰に手をあてる男」の5作品は、オスロ市の協力によりオープンから間もない1988年春および1989年春に設置され、今では札幌の森の風景に溶け込んでいます。

The Vigeland Park and Museum (3:47 min) from The Vigeland Museum on Vimeo.