物語-6
ボクが初めて病院に行ったのは、7歳くらいの時にぐったりしていて食欲もないので、何がなんだか分からず先生に見てもらうということで連れて行かれた。 先生もCTスキャンをかけたり、腹部のエコーを見たりしてして慎重に診断したよう…
ボクが初めて病院に行ったのは、7歳くらいの時にぐったりしていて食欲もないので、何がなんだか分からず先生に見てもらうということで連れて行かれた。 先生もCTスキャンをかけたり、腹部のエコーを見たりしてして慎重に診断したよう…
ボクのベランダ生活が始まった。 ボクは淋しいのでガラス戸が開けられると必ず「居間に入っていいのかなあ~」と様子をうかがう。誰も気にしていないころを見計らって入る。 ボクは「おいで、おいで」をされるとなんか入りづらいのだ。…
ボクはやんちゃざかり。 マンションの壁紙、畳、新聞、雑誌、木製品、電気のコード類など口のとどくものならなんでもかじり、その度に「ルピちゃんダメでしょ!」と怒られていた。 「油断もスキもない」なんて言われていた。(笑) あ…
ボクはきれい好きなので、いつもお顔と耳をていねいに何度も何度も手でなでてきれいにしている。 ボクはすぐ大きくなって、元気いっぱいに居間や台所、和室、洋室、洗面所など隅から隅まで走りまわっていた。(と云っても狭いよ!) と…
3LDKの10畳ほどの居間の片隅に鳥カゴが置かれ、さらにその中の小さな段ボール箱がボクのお部屋でした。 数羽の中からボクを選んだ女の子は、ボクが一番かわいくてハンサム?だったからです。 ボクは、血統書もない普通のミニウサ…