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物語-4

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入ってもいいかな〜

ボクのベランダ生活が始まった。
ボクは淋しいのでガラス戸が開けられると必ず「居間に入っていいのかなあ~」と様子をうかがう。誰も気にしていないころを見計らって入る。

ボクは「おいで、おいで」をされるとなんか入りづらいのだ。
先ず「ボクの一番大好きな女の子の部屋」に行って居るかどうか、遊んでもらえそうかを確認する。
それからあちこち走り回って、遊び相手を見つけている。

ボクはきれい好きなのに水に濡れることが大嫌い。足の裏が汚れると奥さんが「足をきれいにするよ」と言ってボクを洗面所に連れて行く。ゆるま湯の中に足を入れる。ボクは足をバタバタしながら暴れ、家中大騒ぎとなる(笑)

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アイドル!

このころから「春には細くて薄い毛」「秋には太くて厚い毛」に毛変わりするようになった。夏は暑くてベランダのコンクリートに腹ばいになっていると気持ちがいいのだ。冬はカゴの周りに風よけ板を立て、「毛布」や「ふとん」をかけていたので、それほど寒くないよ。ウサギには冬が似合う?

ボクは家族のアイドル!だよ(^^)

blank 物語-5

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