クラゲの海洋支配を抑える一つの方法(TED: Mariela Pajuelo & Javier Antonio Quinones)
過去20年間で、クラゲは私たちの海を圧倒し始めています。このままでは、海全体がクラゲだらけになる未来がやってくるかもしれません。では、このゼラチン状の生物を抑える方法はあるのでしょうか? 海洋生物学者のマリエラ・パジェロ…
過去20年間で、クラゲは私たちの海を圧倒し始めています。このままでは、海全体がクラゲだらけになる未来がやってくるかもしれません。では、このゼラチン状の生物を抑える方法はあるのでしょうか? 海洋生物学者のマリエラ・パジェロ…
ガラスイカ(Glass squid)は、体が透明であることに由来した呼び名です。10cm程度の小型種から、3mに達するダイオウホウズキイカまでさまざまです。僅かながら日光の届く場所で生活するもの(約60種)が多くて、体の…
違法操業や海賊行為、原油流出など、目に見えない犯罪が海の生態系を破壊していますが、目に見えないものを止めることはできません。衛星データとAIの力を利用して、海洋犯罪者を現行犯逮捕するために、海洋保全の専門家トニー・ロング…
2019年にノルウェー沖でハーネスを着けた状態で発見され、ロシアのスパイとの疑いが持たれたシロイルカ(ベルーガ)がこのほど、スウェーデン沖に現れました。5月29日、このシロイルカを追跡している団体ワンホエール(OneWh…
ハンドフィッシュ(Handfish)は、オーストラリアの南部と東部の沿岸海域とタスマニア島周辺に生息。泳ぐよりも「歩く」ことを好み、改変された胸びれを使って海底を動き回ります。このスポッテッド・ハンドフィッシュ(Spot…
エリシア・クロロティカ(Elysia chlorotica)などのウミウシ(海牛)の種は、ウミウシらしい姿をしていません。まるで、きれいな緑の葉っぱのような外見をしています。地球上で最も珍しい生き物の一つです。北米東海岸…
米イリノイ州シカゴにある世界最大級のシェッド水族館(John G. Shedd Aquarium)では、ペンギンがロックダウンで来訪者のいない館内を探検している映像が、SNSで拡散し人気者となっています。このほどペンギン…
10月初め、スペインの地中海沿岸(セウタ)で、全長約3メートル、重量が約2トンと推定される巨大なマンボウが捕獲されました。特徴からウシマンボウとみられ、この海域では記録的なサイズだということです。セビリア大学の海洋生物学…
鮭、マグロ、エビなどは人気の海産物ですが、今の漁獲の方法は、海を環境破壊の脅威に晒しています。ポール・グリーンバーグ(Paul Greenberg)さんは、水産業界の異様な規模と不合理性を明らかにして、自然界にとっても、…
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」は、新種の深海魚モユククサウオ(Elassodiscus nyctereutes)を日本で初めて生きた状態で公開しています。 モユククサウオは、2020年7月に新種として発表…
貝殻のない貝の仲間ウミウシ(海牛)で、自ら頭部と胴体を切断した後、頭部から心臓を含む胴体を再生する種が発見されました。奈良女子大学・水圏生態学研究室の大学院生三藤清香(Sayaka Mitoh)さんが飼育している「コノハ…
タコ(octopus)は、私たち人間のようにパズルを解き、観察から学習し、道具を使ったりする知能があります。でも、蛸(タコ)の知能に驚嘆させられるのは、その知性が、人間とは全く異なる生物学的構造から来ている事です。 クラ…