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アマゾン熱帯雨林に居住する未接触部族:初めての空撮映像

未接触民族(部族)は、近代的な国民国家や政府からほぼ独立して、伝統的なライフスタイルを、現在に至るまで維持している先住民を指します。世界中には100以上の「未接触(孤立)の部族」がいると言われています。この空撮映像は、先住民の権利を提唱する国際団体サバイバルインターナショナル(Survival International)から公開されました。

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2012年にアクレ州(ブラジル)で空撮されたアマゾン熱帯雨林に居住する未接触部族。/ Wikipedia

最近、ブラジル政府専用機から撮影したものですが、陸上での部族との直接の接触はしないそうです。接触による病気の蔓延や、部族の環境・文化への悪影響を避けるためです。

観察の必要はないと言われるかもしれないですが、彼らが健康な生活を送り人数が減ることもなく、伐採業者や資源採掘業者に痛めつけられていないか確認するため、一年に一度は上空から調査を行っているそうです。

部族の住んでいる土地は、資源が豊富で林業や農耕、原油、鉱物、天然ガス、水力発電などの開発が具体的に進展しそうということです。

「現実に違法伐採は増え続けているのですが、ブラジルやペルーの政府、議会は彼らの存在を議論している段階です。このような写真と映像でアピールすることは、先住民の土地の権利を守るうえで非常に重要だ」と述べています。

Uncontacted Amazon Tribe: First ever aerial footage from Survival International on Vimeo.

  • 無接触部族の最新ニュース、写真、映像(公式サイト)
  • 地球の無接触部族地域(Google Earth)

記録的な速度で燃えるアマゾン熱帯雨林の火災


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