21世紀のマネージメントにおいて、最も重要視されなくてはいけない社会科学のように思います。TED Talks アクセス回数が TOP20に入っています。
キャリア・アナリストであるダニエル・ピンクさんが、社会科学者が知っていて多くのマネージャーが知らない「旧来的な報奨は、我々が考えているほど有効ではない」という事実を手始めに、やる気の謎を調べ科学しています。
クリエイティブや知的労働(ホワイトカラーを含む)の生産性については、21世紀の世界競争力ランキングを大きく左右します。
下記が「やる気の科学」の要約です。
・金銭の報酬(=外的な動機付け)は、単純労働は例外として「知的な仕事」にはマイナスの効果さえあります。それを科学は実証しているが、ビジネスの世界では無視され続けています。
・「自主性」「成長」「目的」(=内的な動機付け)こそが知的労働の意欲につながるものです。
「読むTED」サイトでは、スピーチ全文に「ロウソク実験画面」などがレイアウトされ、分かり易く読むことができますね(^^)
- ダニエル・ピンク「やる気に関する驚きの科学」(読むTED)
- ダニエル・ピンクさんの日本語著書一覧(Amazon)
- Speakers Dan Pink: Career analyst(TED)
- Dan Pink: My 5 favorite talks on work(ダニエル・ピンクさんのお薦めリスト)