スティーブ・カッツ(Steve Cutts)さんの2017年11月公開ショートアニメ「Happiness」は、幸福と充実感を求めるネズミの飽くなき探求の物語です。2025年4月に「Xbox “Wake Up” ブランド CM」が公開されましたが、「Happiness」の映像表現や物語に酷似しているとして、スティーブ・カッツさんが比較する映像を公開しています。
- Happiness(IMDb) Steve Cutts / Ratings: 7.7
- Xbox “Wake Up” Brand Trailer(Xbox / YouTube)

カッツさんの「Happiness」は、幸福を飽くことなく追求してしまう現代社会を、主人公ネズミを通して表現しています。「Happiness」の映像表現やテイスト、世界観は有名です。想像ですが、ネットの公開作品でトレーニングした生成AIに、現代社会のストレスや閉塞感を表現するネズミ物語を生成させたのでは?
Xbox “Wake Up”では、人間のように暮らすネズミ「ホレイショ」が主人公として描かれています。彼の日常は、満員電車に揺られ、退屈なオフィスワークをこなし、デスクで慌ただしく昼食を摂るという単調さに満ちています。一日の終わりにXboxを起動し、ゲームの世界を通じて人間としての喜びを取り戻す瞬間に、このCMのメッセージがあります。2つの作品をご覧ください。
公式インスタグラムでスティーブ・カッツさんが「見覚えがある・・。どう思う。」と呼びかけています。コメントでは、「Happiness」をコピーしている。明らかに著作権を侵害。優秀な弁護士に相談するなど数多く寄せられています。