7月7日に米国で正式公開された「ポケモンGO」の人気が急上昇中です。ポケモンGOは、任天堂と「Ingress」のナイアンティック(Niantic)がタッグを組んだ位置情報ゲーム。位置情報を使うことで、現実世界でポケモンを捕まえたりバトルすることができます。
米国各地でユーザーが急増し、ゲーム上で新たな仲間に出会ったり、アイテムやモンスターボールが手に入る「ポケストップ」をローカルビジネスに活用する動きも活性化。ポケストップが設置された教会に、ユーザーが殺到する現象も起きています。
既に米国内の全アンドロイド端末の5.6%にポケモンGOがインストールされています。また、ユーザーのアプリ平均利用時間はスナップチャットの2倍に及んでいます。Google Play ストアのランキングでは、フェイスブックやスナップチャット、インスタグラムといった有名アプリを圧倒し、ポケモンGO が首位を独走している状態になっています
7月15日、ナイアンティックのジョン・ハンケ最高経営責任者(CEO)は、同ゲームの市場を「比較的近い将来に」世界の約200の国と地域に拡大したいとの意向を示しています。すでにサーバーの増強などに着手しており、日本への投入時期も「近い」と述べています。
- インタビュー:ポケモンGO、世界約200市場で展開 日本投入も「近い」=ナイアンティックCEO(ロイター)
- ポケモンGOで「地方創生」の動き、図書館や美術館で活用広まる(Forbes Japan)
世界各地で話題になっており、事件も起きています。
- リオ五輪、成功はポケモン頼み? 市長が任天堂にラブコール(7/15 CNN)
- ポケモンGOをプレー、ポケモンではなく遺体を発見 米(7/11 CNN)
- 現実世界でポケモン探し、スマホユーザーに警察署が注意 豪(7/8 CNN)
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