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一人一人の大切さに気づくショートムービー「Evan」

2012年12月14日、米国コネチカット州のサンディフック小学校で発生した銃乱射事件の犠牲者の家族と専門スタッフで構成する非営利団体「Sandy Hook Promise」が企画制作したショートムービー「Evan」が話題になっています。

Evan / Sandy Hook Promise

このムービー「Evan」では、主人公のエヴァンと女子生徒が「落書きでメーッセージ交際」する何気ない学校生活が描かれています。

このメインストーリーの裏(シーンの片隅)で、孤独な少年のストーリーが進行しています。

このシーンは、エヴァンが落書きの返事を書いている女子生徒を探して見つめています。少年は一人で銃のムービーを閲覧しています。

廊下でもすれ違う女子が気になって振り返っていますが、右端で「いじめ」にあっている少年は目に入ってきません。

Evan / Sandy Hook Promise

男子生徒エヴァンの相手探しはハッピーエンドを迎えますが、最後のシーンで少年が銃を持って乱入してきます。

このあと、孤独な少年の物語にスポットを当てた「銃の雑誌を読む」「少女に中指を立てる」「いじめにあう」「銃のムービーに夢中」などのシーンが流れます。

いかに事件の前兆や警告サインが見過ごされやすいかを啓発しています。一人一人の大切さに気づく素晴らしいムービーだと思います。
「Sandy Hook Promise」では、サンディフック小学校銃乱射事件のような「悲劇」が二度と起こらないように活動しています。

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