Googleは、10月10日-11日の「デジタルの日」に合わせて、中小企業のイノベーションを支援するツールをまとめた Websiteを公開しています。グローバル・イノベーション・インデックス(GII)では、日本のイノベーション競争力の2021年は13位(2020年は16位)となっています。Googleでは、日本全国のローカルビジネスが、デジタルを活用することで新たな組織のあり方を見出し、生産性の向上やイノベーションの創出につなげることをサポートするため、イノベーションを生み出すために役立つ考え方やノウハウを無料(講座)で提供しています。低迷している日本の DXとイノベーションを加速させる取り組みです。
- 中小企業のイノベーションを地域、社会、そして日本の力に。(10/7 grow.google)
- グローバル・イノベーション・インデックス(GII) 2021年(9/21 WIPO日本事務所)
Alphabeta社の「Economic Impact Report」によると、デジタルを最大限活用することで2030年までに日本で生まれる経済価値は年間で最大67兆7,000億円(下図)にものぼります。そのうち約43%にあたる年間最大約30兆円を、中小企業が生み出すと試算されています。
そのひとつの鍵となるのが、テクノロジーの活用によるイノベーションです。今回Googleでは、中小企業のイノベーションを支援する新たなデジタルスキルトレーニング「イノベーションを加速させるための第一歩」の提供を開始します。参加は無料です。
日本におけるイノベーションの現状と課題を踏まえ、イノベーションとはなにか、イノベーションを生み出すために重要となるカルチャーや役立つツールなどを紹介しています。実際にツールの活用によって事業の拡大に成功した企業事例などを通して、実践的な活用方法をわかりやすく説明します。
顧客と直接つながり、新規顧客を開拓し、商圏を拡大させ、海外とつながるために活用できる広告や、データ分析を通した顧客理解、ビジネスの成果を高めるための AIなどのツールについても説明します。