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早稲田大学の調査報道メディア・ワセダクロニクルは「Tansa」に改称

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ワセダクロニクル(Waseda Chronicle)は、早稲田大学ジャーナリズム研究所のプロジェクトとして2017年2月1日に発足したジャーナリズムNGO、特定非営利活動法人(NPO法人)です。世界探査ジャーナリズムネットワークのオフィシャルメンバーで、2018年に貧困ジャーナリズム大賞を受賞しています。10人程度のフリージャーナリストやエンジニアなどのスタッフおよび20人程度のジャーナリスト志望の学生が活動をしています。2018年2月に早稲田大学から独立、2021年3月にTansaに改称し、「探査報道(investigative report)を専門とする報道機関」を称しています。

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早稲田大学拠点の調査報道メディア『ワセダクロニクル』

最近の調査報道のモデルケースとしては、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)南ドイツ新聞が共同して取材・発表した「パナマ文書」報道(2017年ピューリッツァー賞)があります。

日本のジャーナリズムが衰弱していると指摘されています。また、日本国内のメディアの大多数は企業によって運営され、広告モデルかコンテンツモデルを採用したものがほとんどです。

調査報道に特化したメディアは存在しないと言っても過言ではありません。ジャーナリズムの衰弱は民主主義の衰退、世界の報道組織やジャーナリスト連携と発展を応援しています。

共同通信が全国の新聞に配信した記事が、電通グループによって「買われて」いた――。早稲田大学ジャーナリズム研究所の調査報道メディア「ワセダクロニクル」はその端緒を暴きました。クラウドファンディングで続報取材のため支援(5/31締め切り)を募っています。

2017年ピュリッツアー賞では、米国のNPO「プロパブリカ」や、巨大な農業利権と正面から取り組んだ発行部数が3,000、社員10人のストーム・レイク・タイムズ紙(The Storm Lake Times)の社説担当アート・カレン(Art Cullen)氏など、組織形態や規模に依らない受賞がありました。

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