3月3日、一年の最低の映画とパフォーマンスに贈られるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の受賞者が発表されました。最多となる4部門で受賞した最低映画は「絵文字の国のジーン」、大方の予想通りでした(^^)
主演男優賞には「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」で鬼気迫る演技を見せつけたハリウッド屈指の大スター、トム・クルーズが3度目のノミネートで悲願を達成しています。個人での受賞は今回が初めてです(^^)
ラジー賞の発表「38TH Razzie Award Winners!」には、「In Memoriam(~を追悼して)」と題された映像が編集(3分25秒〜)されています。ハリウッドを震撼させているセクハラ騒動の発端となった大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが大写しになった画面に、昨年10月以降やそれ以前に女性や男性からセクハラや性的暴行で告発されている有名俳優や映画監督、コメディアンたちの写真が続々と浮かび上がるパンチの効いた演出です。最後に浮かび上がったのは、なんとトランプ大統領です。
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この映像の最後には「本当に残念です。でも、私たちはあなたがたを恋しく思ったりしません。もしくは、あなたがたのような人たちを」とのメッセージ。セクハラを行ったとされる渦中の人物たちとの決別を宣言しています。
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