キャロライン・ゴイダー(Caroline Goyder)さんが、ステージ上で固まってしまった体験から表現豊かな自分になるために学んだことを共有します。珍しい小道具とともに、声を楽器として用いた楽しい講演で「内なる自信」を見つけることを彼女は薦めます。
ゴイダーさんは著書も出版しているボイスコーチで、私たちが自分の頭で考え、それを声に出すための勇気をどのように持つことが出来るかという疑問に生涯にわたって関心を持ってきました。英国の演劇学校(Central School of Speech and Drama)で、役者としてのトレーニングを受けた後に、ボイスコーチとしてのトレーニングを受けて10年間働いていました。
ゴイダーさんは「自信というものは外の世界には存在せず内の世界、内臓のように私たちが見ることのできないあなたの中の ある部分に有るのです。「内なる自信」を見つけるための3つの秘密が隠されています」と語ります・
演出家のピーター・ブルックが言ったー私たちは自身の中の新しい引き出しを開けるといったものです。人体のチェストが登場した会場は笑いに溢れます(^^)
最初の引出しから「楽器ギター」、2番目の引出しから肺と横隔膜のイラスト、そして3番目の引出しで最後の秘密が明かされます。ユニークな小道具を登場させて、大きな秘密・教訓「呼吸」を説明しています。興味深い講演です。
実はインスピレーション(inspiration)と呼吸(respiration)の語源は同じなのです。ローマ人は私達の思考は呼吸で決まることを知っていました。深く息を吸うのです。深く吸った息と共に思考はあります。
最後にゴイダーさんは言います。「皆さんに約束した大きな秘密。スピーチで自信を持つための秘訣は、口を閉じる時を知ることだと誰が想像したでしょうか?(笑) ありがとうございました。(拍手)
- Caroline Goyder(Website)
- 自信をもって話すための驚くべき秘密|キャロライン・ゴイダー|TEDxBrixton(amara.org)