2012年11月12日に第40回TOP500リストが発表され、米クレイ(Cray Inc.)のタイタン(Titan)が第1位となっています。TOP500は、世界で最も高速なコンピュータシステムの上位500位までを定期的にランク付けし、評価するプロジェクトです。
2011年6月に富士通が開発した京(K computer)が第1位となりましたが、現在は第3位になっています。
次世代スーパーコンピュータプロジェクトは、2005年に文部科学省と理化学研究所で開始され、2006年に国家プロジェクトになっています。ソフトウェアはどうしたのでしょう?(何ができる?)
コストパフォーマンスを無視した、ハード偏重の速さを競争する時代は終わったと思います。
先月14日に25,000人の署名を集めた「デス・スター建設の請願」に、米政府が回答。知性とユーモアに富む、すぐれたエッセイです。WIRED誌に全文を掲載しています。
- 「デス・スター建設の請願」、米政府の公式回答(Wired.jp)お薦めです。
<公式回答の一部抜粋> 米国はデス・スターは持っていないものの、スペースステーションで人間を補助するロボットがおり、ライトセイバーの操り方を知る大統領がおり、優れたカノン砲(マシュマロ用/この動画)があります。国防高等研究計画局(DARPA)はルークのような腕や滞空するロボット、4本脚で歩行するロボットを開発しています。—この公式回答はいいですね(^^)
2012年の「ホワイトハウス サイエンス フェア」に招待された14歳のジョーイ君(Joey Hudy)が、独自設計のマシュマロ用カノン砲をデモしています。
オバマ大統領との楽しいひと時となったジョーイ君は、3Dプリンタでモノ創りが大好きな少年、部屋は電子工作室のようです(^^)
- Joey Hudy Journey to Ellen Degeneres Show!(YouTube)
- Joey Hudy(Google 画像検索一覧)びっくりした様子^^
創造することの楽しさを国家(政府)と国民が共有し、サイエンスに夢が持て、ジョーイ君のような少年を増やすことが、真の「科学技術創造立国」のように思います。