関山和秀(Kazuhide Sekiyama)さんは、1983年1月2日東京生まれ。2002年より慶應義塾大学先端生命科学研究所を拠点に研究活動に携わり、2004年よりクモ人工合成の研究を開始します。
事業化するため大学院に進学し、博士課程在学中の2007年9月、学生時代の仲間と共に「スパイバー株式会社」を設立、代表取締役社長に就任しています。
ベンチャーキャピタル等から約7.5億円の資金を調達し、産学官と連携しながら世界初の工業化を目指しています。
新素材の名前は「QMONOS」、語源は「蜘蛛の巣」。QMONOSは、加工によって繊維、フィルム、ゲル、スポンジ、パウダー、ナノファイバーと様々な形態での供給が可能です。QMONOSの普及を足がかりに、タンパク質を素材として使いこなせる時代を切り拓きます。面白いですね(^^)
関山和秀さんが「TEDxTokyo」で、「クモの糸で変わる世界」を講演しています。伸縮性が高くて、強度も桁違い。そんな夢のような繊維素材があるのだという。取り組んでいるのは、クモの糸の人工生成です。
理想的な伸びと強度を生み出すため、遺伝子を合成してアミノ酸配列を操作します。無限に拡がる夢に挑戦する楽しい講演になっています。
- Spiber(スパイバー)(Website)
- 山形のベンチャーが世界初! クモ糸量産化成功の快挙(ハフィントンポスト)