米国防総省高等研究計画局(DARPA)による災害対応ロボットの競技会「DARPA Robotics Challenge(DRC)」
のトライアルが、12月20,21日の2日間フロリダ州マイアミで行われていました。
DRCの総合スコアが発表され、この11月に Googleに買収されたばかりの東京大学OBらが設立した日本企業のシャフト(SCHAFT Inc.)がトップスコアを記録しました。(下記動画でTOP3を発表しています。)
Googleは、12月13日に MIT発のベンチャー企業で、人工知能に取り組む研究者らが設立したボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)の買収を発表。
Android プラットフォームの責任者アンディ・ルービン(Andy Rubin)氏が進める同社のロボティクス・プロジェクトにおける8社目の買収でした。
ヒト型ロボット開発技術は、人間の代わりにプログラム通りの作業を行う産業ロボットとは違い、外界認識から自律した人間に近い動作が要求され、高度なハードウェアと人工知能ソフトウェアの複合テクノロジーとなっています。
- SCHAFT : DARPA Robotics Challenge 8 Tasks + Special Walking(YouTube)タスクの動画
- SCHAFT社CFO加藤氏に聞く、Google買収までの舞台裏【@itmsc】(Tech Wave)
- DARPA主催のヒト型ロボット競技会:Atlas発表(Nobuyuki Kokai)