Windows XPは、マイクロソフトが2001年に発表したオペレーティングシステム(OS)で、「経験、体験」を意味するexperienceに由来しています。
Windows XPは、Windows NTの安定性・堅牢性とWindows 9x系のマルチメディア機能や使いやすさを併せ持った汎用OSとして開発され、2004年5月に累計出荷本数が2億1,000万本を記録しています。
デフォルトで設定されている壁紙の「草原」(英語名「Bliss」)については、「あの写真の撮影場所を探せ!」というコンテストが行われ、あまりの鮮やかな色彩コントラストに「フォトショップだ」っていう意見が大多数だったそうです(^^)
撮影者は、元ナショナルジオグラフィックの専属フォトグラファーのチャールズ・オリア(Charles O’Rear)さんです。
1996年に自宅の近郊サンフランシスコ北のナパ(Napa Valley)で撮影、機材は富士フイルムにマミヤのRZ67と三脚。冬の雨上がり、完璧な緑の丘と空と雲、4枚撮影した内の一枚だそうです。
英語版Wikipediaには、2006年に同一の撮影地点という写真(右)もありますが、間違いとの指摘(Tony Immoos)もされています。面白いですね(^^)
チャールズ・オリアさんは、YouTube動画の中で「たぶん今15歳以上の人はアレを一生覚えてんじゃないかな。」と語っています(^^)市村佐登美さんが和訳してブログに掲載しています。
- XPの壁紙のおっちゃんインタビュー:Man behind the Windows XP ‘Bliss’ Wallpaper(市村佐登美 / Long Tail World)
Internet Explorer 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11に再びゼロデイ脆弱性が発見されています。特にWindows XPのサポート終了後に発見された脆弱性であり、Windows XP向けの修正プログラムは今後も提供されない点に注意して下さい。
- 再びIEにゼロデイ脆弱性 – 標的型攻撃も確認、Windows XP環境は特に注意を(4/28 マイナビ)
- IE不具合、米マイクロソフトがXPにも修正版提供(5/2 ロイター通信)