有名アナリストのメアリー・ミーカー(Mary Meeker)さんが、毎年恒例のレポート「Internet Trends」の2015年版を出しています。
20年間にわたるウェブの利用の仕方の、構造的変化を反映した内容となっています。
- Internet Trends(bondcap.com)
1995年から2020年までが公開されています。
世界のインターネットユーザー数は、2013年が前年比の10パーセント増だったのに対し、2014年は8パーセント増に鈍化。同様に、新たにスマートフォンを購入した人の割合も、2013年の27パーセント増に対し、2014年は23パーセント増と落ちています。
市場が成熟して飽和状態に近づきつつあります。ただし、中国やインド、そしてアフリカ、アジア、南米などの発展途上国は高い伸び率を示しています。
モバイル(スマートフォン)系のサービスは急成長しており、従来のディスクトップPCと同様の多様性に拡大、動画やEC、ビジネスなど、モバイルに最適化されて拡大しています。
また、ドローン(Google検索)やモノのインターネット(Internet of Things、IoT)など、ワイヤレス市場が急成長しており、1日(24時間)のモバイル系接触時間は51%(デスクトップは42%)に拡大しています。トレンドを把握するのに最適です。
1995年から2020年までの「Internet Trends Reports」を閲覧、ダウンロード(pdf)できます。
- Internet Trends(bondcap.com)