2012年3月7日にフランスのゲーム開発会社 クアンティック・ドリーム(Quantic Dream)が、美しいアンドロイドが自意識に目覚める場面を描いた動画を公開しました。洗練されたパフォーマンス・キャプチャー技術を紹介するデモ動画でしたが、ショートムービー作品として魅力的でした。
「KARA」という名前のアンドロイドが、組み立ての最終過程で自我を持ち始め「自分自身」を感じる能力は、機能であって「バグ」ではないと必死に主張する様子が描かれ、「KARAの生きたい」が伝わってきました。
10月27日、パリで開催されたソニーのプレスカンファレンスで、Quantic Dreamは、KARAのストーリーを題材にしたゲームを「PlayStation4」向けにリリースすると発表しました。
タイトルは「Detroit: Become Human」です。
各種のアンドロイドが売られる未来のデトロイト市を舞台にして、人間との関係を描くストーリー展開が予想されますが、映画を意識したゲーム作品として面白そうです。ゲームの新しい領域を拓けるか、期待したいですね(^^)
- Quantic Dream(Website)
- 美しいアンドロイドの自我の芽生え「Karaの覚醒」(Nobuyuki Kokai)
- 『Detroit(仮)』 Paris Games Week 2015 Trailer(日本語吹替版)(YouTube)
- 美しいアンドロイド「KARA」、いよいよゲームに(Wired.jp)