国連難民高等弁務官事務所のメリッサ・フレミング(Melissa Fleming)さんが、難民キャンプは自分たちの故郷を再建するために必要なスキルを身につけることができる癒やしの場所であるべきだと呼びかけます。
フレミングさんの TED Talkは「私が難民のために働き始めた理由は、状況を改善したかったからです。そして、状況の改善は皆さんに彼らの話を伝える事から始まると思います」と語り始めます。
* シリア難民の子供たちや、全ての難民の子供たちは言います。
「教育が自分たちの人生にとって最も重要」だと。それはなぜか、教育のお陰で彼らは過去の悪夢でなく、未来について考えられるようになるからです。「憎しみ」ではなく「希望」について考えられるようになるのです。
* ソマリアの難民キャンプで女の子に大人がよく子どもにするような質問をしました。
「好きな教科は何?」「大人になったら何になりたい?」そうしたら、ポカンとした表情になり私に言いました。「私に未来はないの、私の学校生活は終わっちゃったの」・・・。
最後に「私は難民をどう扱うかによって世界の未来が決まると思います。戦争の被害者が持続的な平和への鍵を握っています。 そして、暴力の連鎖を断ち切るのは当事者である難民です。」と語ります。
- TED Speaker: Melissa Fleming(Voice for refugees)
- Subtitles and Transcript(日本語字幕を読む)
- グランディ高等弁務官「世界規模の難民危機への解決策を」(1/7 UNHCR)
- グーグル、難民に25,000台のChromebookを提供(1/27 Wired.jp)
- 2015年の難民認定者数の発表を受けて(1/23 認定NPO法人 難民支援協会:JAR)
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